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女優さんのお着物を依頼された件ですが、2案が候補として取り上げられ、一つは鈴の模様の帯だけのものと、もう一つは黒地の鈴柄の着物に帯を合わせ(帯は鈴柄でないものです)、それに帯〆帯揚げ、長襦袢をコーディネートしたものです。
そのご返事を今日いただけるということで、かすかな期待を寄せていました。
そして、お昼頃にスタイリストのアシスタントさんから電話が入り、鈴柄の帯を着装するということに決まったことの報告をいただきました。
とても光栄な吉報なのに、何故か心が晴れません。
それは候補に残っていた私の着物コーディネートが受け入れていただけなかったことです。
着装されるKさんのお顔映りのいい鈴柄の着物を提案出来なかったことが悔やまれてなりません。
短い間でしたが、素敵な夢を持たせていただきました。
こんなことは二度とないかもしれません。
それだけにスタイリストさんには感謝したいと思います。
夢心地から覚めた私は、ご注文をいただいた帯のお仕立ての準備を済ませ、普段と変わりない仕事に戻されました。
ときたま青空を仰ぐこともありましたが、「神無月の会」に向かって動き始めたところです。
そこで今日は入荷したばかりの吉祥干支招福「未」(ひつじ)の中から古布の木目込み人形を紹介させいただきます。
映像でお楽しみください。
優しい目をした未さんの親子です。
穏やかな表情が可愛いでしょ・・・
古布ちりめんを使った「円満未」と名ずけられた品で、お値段は21,600円の品になります。
(黒塗りの台の大きさ/幅30×23.5㎝)
こちらは台の大きさが幅21㎝×18㎝に乗った「扇松未」という品です。
お値段は19,440円
次に紹介するのは「未の口上」です。
この中では最も小さな木目込み人形で、大きな赤座布団に座っているのが可愛いですね~
台の大きさが幅21㎝×18㎝で14,040円の品になります。
これは一辺が幅18×高さ30㎝の古布の押絵屏風で「祥雲宝船」と名ずけられた品です。
ボリュームがあって朱色の鯛が映えますね~(30,240円の品)
この屏風をだけをお正月飾りにしてもいいですし、屏風の前にお目出度い飾りを置いて喜びを演出してみてもよろしいのでは・・・
例えば、干支の「未」と合わせると華やかになるのではないでしょうか。
これらは店に届いたばかりなのに、ここ数日で品切れになるとの連絡が入って来て、「円満未」は残り5組で完売になるとのことです。
どこにもお披露目していないのに、品薄だということは小売店さんに人気商品になっているのかもしれません。
24日からの神無月の会「魅せられて」で発表する予定でいますが、もしかしたらその前に廃番になっているかもしれませんね。
興味のある方はお早めにご連絡ください。
今朝は疲れが取れないのか、寝過ごしてしまいましてね~
ゆゅくり体を休めたいところだが、それが許されない状況にあって私のマラソンの日々が続いています。
そんな折に、店に来ていた次女が帰り際にカレンダーになにやら印を書き込みましてね~
12日・日曜日の空欄にショートケーキらしき絵です。
すっかり忘れていました。娘のバースディ-だったことを・・・
サインを送ってもらわなかったら見逃すところでした。
何か祝ったやらなくてはならないが、この状況だと家族全員で食事会かな~
とにかくいろんなことが身の回りで起こっていて、心を整理しないといけませんね。
それではこれで終わりに致します。
お休みなさい。