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来客があって投稿が遅くなってしまいました。
簡単な記事で終わるかもしれないが、しばらくお付き合いください。
青空の空の下で「神無月の会・魅せられて」が始まりました。
気持ちが引き締まりますが、いつものようにゆったりと動き始め、お客様で混み合うという状況ではありませんでした。
目玉商品を揃えて、多くのお客様を呼び寄せようと考えた会ではないもので、焦ることはありませんでしたが、午後から空き時間があったことが残念に思うところがあります。
こだわりの商品を集め、それをお客様が覗きに来られる。
シンプルな店のスタンスですが、これでいいと考えています。
大切なことは、店の性格を理解していただくことで、このような会を通して信頼を深めることが私の狙いです。
経営者として甘いと言われそうですが、売り上げ優先になるとお客様にストレスを掛けてしまい、気軽な関係性というものが失われがちになります。
それだけに、商品と店の魅力で関わりを持つことができればと、夢のような青写真を持って会に臨んでいます。
新規のお客様がお越しになると、必ずといって投げかける言葉があります。
それは、「この店のことを気にかけていても気軽に覗けなくてね~」。
この心理は、過去の呉服店から植え付けられたストレスだとしたら、業界にとっては大きな損失です。
掘り下げて言えば店の損失です。
常日頃、その事をとても気にかけていて、初めての出会いが物事の始まりだとしたら、人に優しい店でなくてはなりません。
ここの部分をとても大切にしたいと思っています。
仮に売り上げが伴わないとしたら、私の店作りに問題があることを素直に反省しなくてはなりませんし、好きなことをしていることでもあり、辛抱と信念が入り乱れる初日だったかもしれませんね。
この地に店がある以上、いつか必ず花が咲くことを信じて取り組む展示会がここにあって、好きな商品に囲まれていることに幸せを感じています。
何を一番に持ってくるかで会を開いた意味が視えてきますが、店の個性を存分に伝えられる会になるよう努力したいと考えています。
映像を用意することができず、店舗の様子を添えさせていただきました。
遅くなったこともあり、これで閉じさせていただきます。
では、お休みなさい。