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11月22日はいい夫婦の日ですが、ホテル日航金沢にて「きものファンのつどい」があり、お客様と楽しいひと時を過ごしてまいりました。
主催は加賀友禅ファンクラブといいまして、金沢市、加賀染振興協会、加賀友禅技術振興研究所、そして私が席を置いている石川県和装振興会で運営されているクラブで、加賀友禅の振興と着物を着る場を提供することを目的として設けられたパーティーです。
今回のゲストは染織研究家としてご活躍されていらっしゃいます「木村孝(こう)」をお迎えして、木村先生のトークをお聞きした後にフランス料理を堪能。
舞台には10月に選ばれたミス加賀友禅の二人も駆け付けてくださいました。
ここに300人以上の方が着物でお越しになられていたように思いますが、そうれはもう豪華絢爛で、時代が変わったような異次元の世界に身を置いた気分でした。
今回で、きものファンのつどうは4回目になりますが、木村先生のお話しに感銘するところがあり、とても勉強になりました。
私なりの解釈かもしれないが、日本の美しい歳時記が着物にはあり、着物を身に付けることで心の美が磨かれる。
これは海外の一流ブランドの創業者が羨む魅力を秘めたものであることを話されていたように思います。
着物の美しさは表向きの美しさだけではないことを私たちに伝えたかったのではないでしょうか?
着物初心者の方には理解しがたいものがあるかもしれないが、長年、この仕事に関わって来て、その事を感じていただけに納得できるものがありました。
94歳という年齢でありながら、輝く心を持っていらっしゃって教えられた気がします。
私の店からはここに映る10人と、離れたテーブルに座る4人の14人で参加させていただきましたが、価値のあるパーティーだったように思います。
お客様も満足していただけたのではないでしょうか。
今回の木村先生の出会いに感謝したいです。
ありがとうございました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。