「和装の冬支度」と「手のひらサイズのお正月飾り」の看板が立ちました

 気にかかることがいくつも頭の中を交差して落ち着きませんが、有難いことに、空が晴れて温かな陽気に心を軽くすることができました。
天気が味方してくれたのかもしれないが、雑然とした心を整えるために、出勤前に車を洗車し、店の掃除を済ませてから一日を始めることに・・・
特に気持ちが乱れているときは掃除が効果的で、終わる頃には心が整理されるから不思議に思います。
掃除をしながら一日の仕事のノルマを課す訳ですが、これから先の店作りが決まったことでもあり、次に駒を進めることと言えば、情報を外に出すことへのメニューを急がねばなりません。
その一つがホームページになる訳ですが、早速、この分野をサポートしていただいているお客様をお呼びし、私が考えていることを代行していただくことにしました。
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和雑貨では干支の飾り物も含めたお正月飾りです。
イメージ写真も含め、手のひらサイズのお正月グッズの映像を取り込んてみることに。

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そのことをまとめた看板が「手のひらサイズのお正月飾り」です。
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話しが前後してしまいますが、冒頭にあったちりめん細工のおせち料理がとてもよく作られていることから、少し言葉を加えさせてください。
こちらの品は昨年発表されたお細工物で、あまりにも評判は良かったもので、今年も用意したものです。
黒塗りの手桶二段重に詰めたれたご馳走が本物みたいで驚く人もいらっしゃるかもしれませんね。
「ミニごちそう重」と名付けられたお重のサイズは巾10×奥7×高さ13㎝で、敷き物になっている袱紗(ふくさ)は巾23×奥23㎝
お値段は14,040円の品となります。
干支飾りと違って面白味があって毎年飾れるところも魅力的かと思っています。
参考にしてみてください。
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そしてもう一枚の看板は「和装の冬支度」
このテーマは、冬ともなれば当たり前の店作りになるはずなのに、どうもお客様の認知度が低いのか、気を配っていただけない分野なんですね~
ここをなんとか変えたいと思って、スポットを当ててみることにしました。
温かな足袋やインナーを中心に、着物の外的ともいえる雨風や雪から着物の装いを防御する、コートや雨ゴート、和傘、雨草履を紹介したいと考えていますが、どこまで品揃えをすべきなのか戸惑いもあります。
手さぐりですが、スタートしてみることにしました。
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蛇の目傘と小紋柄の雨草履を使って、いくつかのアングルから取り込んだ映像をホームページに使っていただくことにしました。
こうして考えていたことを形にしてみましたが、私の狙いがお客様の心を動かす力になることを願っています。
しかし、ここまでのことはほんの触りで、その先のお客様の誘導をどのようにして図るかが大きな課題です。
さて、どうしたものでしょう・・・
話しが少し変わりますが、ブログを書き始めるまで、いろんなことが頭を駆け巡り、糸が絡まった紐の塊みたいでした。
母親の命と、母親に手を差し伸べている弟と妹の苦しみ。長男として自分は何をしているのかと思うと心が張り裂けそうになります。
その一方で、お客様と交わした約束事や店の経営を考えるとどうしたらいいのか正直判りません。
「どおしたらいいのだろ・・・」、震える心から涙がこぼれます。
これまでいろんなことを経験してきたはずなのに、絡まった糸の結び目がほどけない。
ただ一つ言えることは、売り場に立った以上はお客様の余計な心配を掛けられないし、いつもの自分でいなくてはなりません。
「かあちゃん、薄情な息子でゴメン、な~!何も親孝行らしいことをしてあげられなくてゴメンな!
いろんなことを自分に問いかけながらこの砦を守っているので、もう少し頑張ってください」
麻薬のような言葉で心を落ち着かせている自分が情けなく思えます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

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