七夕の日にお客様の願いを届けてみました・そして「細石(さざれいし)の心」とは・・・

 ときたま雨が降り落ちる曇り空となった今日は七夕の日です。
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お客様の願いを竹笹に飾った短冊を 空から見えるように店内から外へと出してみました。
その願いは様々で、「元の体型に戻れますように」とか、「お金持ちになりますように」とか、「着物のとりあわせがわかるようになり、きれいな着姿になりたい」とか、三姉妹の母からは「子供たちの願いがかないますように」などなど、沢山の短冊を提げてくださいました。
あいにくの曇り空で、その願いを届けられたのか一抹の不安が残りますが、考えてみれは平和な国です。
昨日の女子ワールドカップ線の前に「君が代斉唱」されましたが、その歌詞のなかに「細石(さざれいし)の 巌(いわお)となりて 苔(こけ)の生(む)すまで」の一説がありますが、細石ってなんなのかをご存知でしたか?
小さな石ころがたくさん集まって、やがて大きな岩になる。そして、苔が生えるのほど、ゆるぎないものになる。
そんな果てしない自然の営みを指しているのでしょう。
一般に細石(さざれいし」は単なる小石を意味しているようですが、石灰質角礫岩(せっかいせきかくれきがん)の小石の場合、解け出した炭酸カルシウムが沈着して、やがて岩になるそうです。
私たち一人ひとりは、細石のようなちっぽけな存在。でも、その小さな思いが集まって、大きな奇跡を呼ぶこともあるということですね。
例えば、今の平和も、一人ひとりの小さな願いが集まって、大きな願いへと広がっていったものだと思います。
細石の心は、普遍の思いではないでしょうか。
この細石の文面は、或る本から偶然に目にしたものを書き写したものですが、国会で憲法の解釈で自衛隊の扱いが議論されていて、「戦争と平和」の意味を考えさせられています。
私たち国民は、いい機会をいただいたのかもしれませんが、この議論が細石の延長戦にあるとは思いにくいところがあります。
世界の動きも含め隣国との関係がギクシャクしていることが分からないではないが、どこか無理があるように思えてなりません。
だからこそ、私たち国民は「細石の心」で平和を唱え、政治を動かす力とならなくてはなりません。
世界が仲良くできる日はいつになったら訪れるんでしょうか・・・?

日の暮れから雨が降り始めていて、願いを届けにくい「七夕の日」となりましたが、夜空に向って平和と安全を願うと共に、国の暴走を停められる大人でありたいと思っています。
そんな私の気持ちを届けてください。
話は変わりますが7月に入って、にわかに忙しくなってきました。
ここのところお客様からのご相談の対応に追われておりますが、その一方で24日から始めるイベントの準備も進めなくてはならなくて、消化不良になっているところがおります。
そんな折に、京都で開催される展示会を覗いてみたいという方からのメールが届き、今朝、その方と電話で日程などのお話をさせていただきました。
7月15日(水)に京都の展示会場でお会いすることとなり、心を弾ませているところです。
ブログをご覧になられている方で、15日(水)という日に京都でお会い出来るようであればご連絡ください。
再びここに展示会の詳細を添付させていただきました。
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そして、福岡県で新婚生活を始められたお客様が新しい命をお腹に授かり、金沢に戻ってくるとのお手紙を頂戴いたしました。
遠くから私のブログを見てくれていて、何のコメントもすることのない薄情な私なのに、このようにして温かな言葉を引きつめたお手紙をいただくことができて嬉しく思っております。
ありがとうございました。
落ち着いたら店に遊びに来てください。
その日が来ることを楽しみにしております。
それではこれにて・・・
お休みなさい。