♥
曇り空が暑さを緩和してくれていますが、世の中がお盆休みモードへと走り出し店も私も力強さを失っております。
午前中はお客様が続いたのですが、午後になると来客も途絶え意味のなき時間を過ごしていたような気が致します。
その中での話題は、車で1時間近く走らせ、能登方面から振袖に合わせる小物を見に来てくれたことです。
その方は、振袖を選んだ店の帯〆帯揚げの合わせ方がシックリこなくて、ネットから私の店の存在を知りご相談をいただいたものです。
お客様を目の前にして、ご準備された振袖と帯に、重ね衿、帯揚げ、帯締めと順番に色を重ねていくわけですが、合わせる色が変わるたびに、「表情が変わりますね~」と、呟くお母さん。
私は、小物の合わせ方がいかに大切かを説明しながら相性にいい色を探し出し、選んだ色の根拠をお話すると、「この店に相談してみて良かった・・・!」と、帰ってくる声に納得されるところがあったみたいで、帯〆帯揚げはもとより草履バッグ、腰紐や帯枕などの和装小物に至るまで、私の見立てを取り入れてくださいました。
そのご支度は加賀友禅振袖にふさわしい品々で、ご満足いただけたのではないかと思いますが、このような形でご縁をいただくことができたことを嬉しく思っております。
本当にありがとうございました。
着物に対する価値観が私と似たところがあって、リピーターとなっていただけることを願いたいお客様でした。
話は変わりますが、着物の知識を深めるために始められた「きもの文化検定」が今年て10回目を迎えることとなりました。
全国10か所の会場で11月1日(日)に実施されます。
その会場となる県は、北から、札幌、仙台、群馬、東京、金沢、名古屋、京都、大阪、奈良、岡山、広島、福岡となります。
詳しいことについては、きもの文化検定事務センター ☎075-221-2334 (土・日・祝日を除く10時~16時)で尋ねていただきたいと思いますが、
公式サイトは次の通りです。http://www.kimono-kentei.com/
着物に興味をお持ちであれば、受けてみるのもいい体験かと思います。
金沢会場は私たちの仲間で組織する「石川県和装振興会」がお世話させていただきますが、実は今回の10回目を最後に金沢会場を閉じることとなりました。
和装振興会の理事会にて話し合って決めたことですが、それだけに北陸にお住まいの方には、一人でも多くの方にご参加をいただきたく思っております。
きもの検定の申し込み締切は27年9月17日までとなっています。
申し込用紙は当店にも置いておりますので気軽にご相談ください。

され、今日は子供たちが我が家に来ます。
この日ばかりは、主として皆を迎えてやりたいと思います。
ということで、今日を閉じることと致しました。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






