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今日は県外からの商品の問い合わせや、帰省しているご家族連れなど来店客もそこそこあり、休みモードにスイッチが入らなくて良かったと思います。気ぜわしい一日でした。
中には「店が開いていて良かった!」と、御贈答品を包む風呂敷を選びに来られたお客様がいらっしゃいましたが、私の店をあてにしていてくれているシーンに出会うと嬉しいものです。
どなたも喜んでいただくことができて、意味のある一日ではなかったかと思っております。
さて今日の投稿ですが、夏真っ盛りの時期とは真逆の「ちりめん刺繍入りショール」を記事にしてみました。
何故この時期に記事にするのかというと、お盆休みの期間中に振袖展を展開している呉服店が多く、振袖をご準備を済まされた後に合わせるショールを探されている方が意外と多いんですね~
当店にもその相談が入ってきますが、「ちりめん刺繍入りショール」の存在を知らない方が多いみたいなので、振袖の装いとしてのショールを紹介してみたいと思います。
こちらは楕円形になった大振りのリバーシブルちりめんショールです。
赤く浮き上がった模様が綺麗でしょ・・・
その模様が両面に敷き詰められていますが、全て刺繍で描いたものなんですよ。
模様は梅柄で、大きさは幅178㎝×丈は中央の長さで88㎝、房の長さは14㎝となります。
お値段は¥194,400 (ピンクとクリームのリバーシブル)
続いて紹介するのは、先ほどのショールと大きさは同じで、こちらもピンクとオフホワイト系のリバーシブル。
可愛いでしょ・・・
刺繍は桜と梅のコンビネーション柄でお値段は¥16,2000の品になります。
こちらになると従来の長方形タイプでリバーシブルではありません。
表面がベージュ系の淡いピンクで裏面がピンクとなりますが、こだわりは刺繍にあります。
さがら刺繍というもので、一粒一粒糸を刺して模様を浮き上らせる技巧の刺繍で作り上げた商品です。
大きさは178㎝×63㎝で、お値段は¥216,000の品となります。
ここで紹介するショールは、振袖だけでなく訪問着や附下などにも合わせることができますが、ポイントとしては古典柄の着物柄に合わせたほうがシックリくる感じが致します。
高価なもので数が流通していませんが、こだわりの振袖をお作りになられた方にオススメしたいですね~
是非参考にしてみてください。

この投稿を終えると、明日から3日間お休みをいただくことになりますが、連日午前中に来客が多いだけに、明日は午前中だけでも店を開けようかと考えています。
冒頭にも書きましたが、「開いていて良かった・・・!」と、言っていただけるお客様に巡り合えたら嬉しいですからね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






