♥ 今日は味岡英水(あじおかえいすい)さんが作られた市松人形の女の子を紹介させていただきます。
毎年8月に古布で着せ付けをして木目込み人形のお雛さんが発表になりますが、その時にこちらにある味岡英水さんの市松人形が並んでいましてね~
市松人形が何体は並んでいる中で、目が合ってしまって釘付けになった人形です。
素朴であどけさが残ろ表情に、何とも言えない癒しがありましてね~ この店に来てもらうことにしたのです。
その女の子が今日届き、再び再会したのですが、可愛くてしかたありません。
その可愛さを私の言葉で表現してみましょう。
一番は目で、少したれた感じ優しいと思いませんか?
それと髪形が三つ編みになっているところも気に入りました。
昭和の女の子って感じがして、何故か心が落ち着きます。
そして着物柄も気どったところがなくて、帯にシワガ入っているところもごく自然体で、昔の故郷の風景に違和感なく入っていける人形ではないかと思います。
このような人形は市松人形の中では、少ないのではないかな~
ちりめんの帯が大きく蝶結びになった後ろ姿。体からはみ出しそうなところも可愛いでしょ・・・
女の子の顔の表情、髪形、着ているちりめん地の長袖になった小紋柄に女の子らしいピンク地のちりめん地の帯、そして裏地に使っている朱色に至るまで、見事に繋がりを見せていて味岡英水さんの感性に心を打たれています。
この人形には忘れていた日本の風景が映し出されているのでしょう・・・
そこに癒されるものがあることを不思議に思います。
大きさは25㎝くらいの丈で、お値段は税込み129.600円の品となります。
七五三と重なるところがあり紹介してみました。
英水さんの作品で男の子も届いていますが、それはいずれ紹介したいと思っています。
今日は開店時から忙しくて過密な一日でした。
予定ではきもの文化検定の金沢会場で運営のお手伝いをするつもりでいたのですが、急ぎの用件でお客様が店にお越しになることになり、文化検定のお仕事をキャンセル。
会場を取り仕切る石川県和装振興会の仲間には申し訳なく思っていますが、人がいないものでお客様を優先させていただいた次第です。
それ以外にも納期ギリギリに仕上がった着物があったりして、綱渡りでお客様の対応に追われたりして、気が抜けない一日だったかもしれません。
月が変わったこともあるのか、今日は全て順調に事を終えることができて、自分のツキも変わったのではないかと思いたいですが、肝心の販促物の制作が一向に進まず頭を痛めているところです。
明日という日を有効に使って事に当たりたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。