♥ 明日で古布を使った木目込みひな人形展が幕を閉じ、今年一年の催し物がすべて終わります。
どれも不満が残るものばかりでしたが、一生懸命取り組んできたことでもあり後悔はしておりません。
むしろ問題点が浮かび上がったことで、その点を改善する目的のようなもんが見えてきて、良かったのではないかと思うところがあります。
言葉を言い換えてみれば、体内の検診をしてみて、異常がある点が判ったとしたら、大事の場合は治療が必要かと考えますが、そこまで至らない時は健康管理に気を配るのが自然の姿かと思います。
店の経営も同じことがいえるのではないでしょうか?
何を変えて、守るべき大切なものは何なのかをなのかを振り返ることで、進歩するきっかけが見えてくるのだと考えたいです。
少し背伸びをして歩いてきたもので疲れましたが、これまでの経験を生かし次の一手を考えなくてはなりません。
現在構想を練っているところで、まず先に新年の店作りを考え始めたところです。
そんな折に、仕入れ先に依頼していた新作の風呂敷がサンプルとして届きましてね~
ユニークなアニマル柄を小紋染めした品で、左からフクロウ、ペンギン、アルパカ、うさぎ、パンダ、シロクマの6柄です。
これまでのなかった模様だけに関心を持っていますが、素材が厚手の綿で、風呂敷として使うとなると結びにくいところがあり、裏の綿まで地色が染まっていなくて迷うところがありましてね~
こちらの商品には、この素材を生かしたポーチやがま口なども作られていてパンフも届いていました。
どうしたものかと思ったいた時に、たまたま娘たちが来たもので、この商品の扱いを尋ねてみると、おおいに興味を示してもので、店のバイヤーになってもらうこととしました。
二人で相談をして取り上げてみる品が決まりましたが、その様子が誇らしげでしてね~
結びにくい素材であることから風呂敷は却下。
模様は辛子色のフクロウと奇抜な赤いうさぎ柄を除いた4柄で、ポーチと大きさが異なるがま口を3種類品揃えしてみることの提案があり、その提案を受け入れてみるつもりでいます。
新春の店作りに生かすことができればと考えていますが、こうして記事を書いていると妻がいた時のことを思い出しましてね~
女性が身につける小物は、仕入れを妻に振って品揃えを決めていたものです。
今回は妻に代わり子どもたちがバイヤーになってくれて、それがなんだか嬉しくてね~
商品の販促も娘に振ってみたいと思いますが、少しづつお客様の立場になって商品を選ぶ力が身に付いてくれたらと期待を寄せる私でした。
こうして、一つ一つ新しい年の船出を考えているところです。
さて、どうなることでしょう。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






