アニマル柄の風呂敷を見た娘たちが店のバイヤーになった日

♥ 明日で古布を使った木目込みひな人形展が幕を閉じ、今年一年の催し物がすべて終わります。

どれも不満が残るものばかりでしたが、一生懸命取り組んできたことでもあり後悔はしておりません。

むしろ問題点が浮かび上がったことで、その点を改善する目的のようなもんが見えてきて、良かったのではないかと思うところがあります。

言葉を言い換えてみれば、体内の検診をしてみて、異常がある点が判ったとしたら、大事の場合は治療が必要かと考えますが、そこまで至らない時は健康管理に気を配るのが自然の姿かと思います。

店の経営も同じことがいえるのではないでしょうか?

何を変えて、守るべき大切なものは何なのかをなのかを振り返ることで、進歩するきっかけが見えてくるのだと考えたいです。

少し背伸びをして歩いてきたもので疲れましたが、これまでの経験を生かし次の一手を考えなくてはなりません。

現在構想を練っているところで、まず先に新年の店作りを考え始めたところです。

DSC_0003furosiki.JPGそんな折に、仕入れ先に依頼していた新作の風呂敷がサンプルとして届きましてね~

ユニークなアニマル柄を小紋染めした品で、左からフクロウ、ペンギン、アルパカ、うさぎ、パンダ、シロクマの6柄です。

これまでのなかった模様だけに関心を持っていますが、素材が厚手の綿で、風呂敷として使うとなると結びにくいところがあり、裏の綿まで地色が染まっていなくて迷うところがありましてね~

こちらの商品には、この素材を生かしたポーチやがま口なども作られていてパンフも届いていました。

どうしたものかと思ったいた時に、またま娘たちが来たもので、この商品の扱いを尋ねてみると、おおいに興味を示してもので、店のバイヤーになってもらうこととしました。

二人で相談をして取り上げてみる品が決まりましたが、その様子が誇らしげでしてね~

結びにくい素材であることから風呂敷は却下。

模様は辛子色のフクロウと奇抜な赤いうさぎ柄を除いた4柄で、ポーチと大きさが異なるがま口を3種類品揃えしてみることの提案があり、その提案を受け入れてみるつもりでいます。


新春の店作りに生かすことができればと考えていますが、こうして記事を書いていると妻がいた時のことを思い出しましてね~

女性が身につける小物は、仕入れを妻に振って品揃えを決めていたものです。

今回は妻に代わり子どもたちがバイヤーになってくれて、それがなんだか嬉しくてね~

商品の販促も娘に振ってみたいと思いますが、少しづつお客様の立場になって商品を選ぶ力が身に付いてくれたらと期待を寄せる私でした。

こうして、一つ一つ新しい年の船出を考えているところです。

さて、どうなることでしょう。

それでは今日はこれにて・・・

お休みなさい。

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