暖かいが続いていて、年末が近づいていることを自覚することができませんが、12月はすぐ目の前まで来ています。
私の店はこの一年を締めくくる意味で、二日後から開催する「15万円以下の着物や帯の会」の準備に追われていて、今日も、その会に出品する商品の中から幾品か紹介してみたいと思います。
年末と言えばこちらでしょう・・・、と言わんばかりのコーディネートです。
クリーム地の雪輪柄小紋にクリスマス柄の染帯で、季節が限定されますが、それだけにおしゃれでワクワクさせられるものがあるのではないでしょうか?
友達に見てもらいたくなる組み合わせかと思いますが、これも15万円以下の着物と帯で、2点の割引価格コーディネート金額は税込、¥226.8000となるものです。
クリスマスを着物で過ごしたい方には、魅力的な商品かと思っています。
そして、こちらは加賀友禅附下をコーディネートしたものです。
この2点も23日から催事に出品させていただく商品で素敵でしょ・・・
着物の地色は大人のピンク色で、画像では淡い紫に見えるかもしれませんね。
上前の模様は梔子(クチナシ)の花で、加賀友禅特有の虫食いも描かれている作品になります。
帯も安心していただける古典柄の西陣織で、帯のベースとなる水色が優しいコーディネートを引き出しているのではないでしょうか?
春の入卒の着物であったり、お友達の結婚式披露宴などに活用していただける、格式あるフォーマル着になりますが、お値段がとても魅力的なんですね~
この2点の割引コーディネート価格は、税込¥313.200となります。
加賀友禅作家さんが描いたものなので、随分お得ではないかと思っています。
こんな感じで、割引価格が15万円(税込価格¥162.000)以下の商品で埋め尽くされます。
期間は6日間と限定されますが、時間が許すようであれば是非覗いてみてください。
さて、話はガラッと変わりますが、明日は何の日かご存知でしたか?
暦では11月22日は小雪になっていますが、数字の語呂合わせから「いい夫婦の日」として、1988年に制定された日でもあります。
私は妻を亡くしてから、この日の重要性を重く受け止めている者の一人で、二人で店を切り盛りしていたときは、他人事のように思っていました。
おそらく多くの人が私と同じ気持ちで、何も気にも留めず過ごされているのではないでしょうか?
こき使うだけ使って薄情な夫であったことを、病気で失ってから気付かされた次第です。
新婚さん時と違って長年共に生活していると、心にアカのようなものが溜まって素直になれないのが夫婦かと思っていますが、私はそのことをとても後悔しています。
日本に「いい夫婦の日」があったのに、どうして勢いに乗って「ありがとう・・・」の一言を伝えることができなかったのかと・・・
今となっては意味を持たないことかもしれませんが、せめて仏壇に一輪の花を添えて感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
「おかあさん、仕事ばかりしていて寂しい思いをさせてしまってゴメンね! そんな自分を支えてくれてありがとう・・・」
今だったら言えるこの言葉。
変な親父ですよね。
何かが欠けて、「幸せって何だろう~」。
そんなことを振り返るようになり、改めて家族の温度というものが 大切であることを学んだ私です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。