昨夜は雨風で随分荒れたみたいで、しばらく続いた秋晴れから徐々に冬に近づいている様子がうかがえます。
気温も下がり冷たい北風が肌身に染みますが、そろそろ冬支度を始めないとならない季節が訪れたのかもしれませんね。
さて、今日は古典柄の若向きの訪問着をコーディネートしてみたのでご覧ください。
その着物がここにあるピンク地の文箱(うばこ)柄の訪問着です。
近年、このような若向きに着物がめっきり少なくなっていますが、正統派の古典柄の着物と言えるものです。
結婚式の披露宴やパーティの席に若い譲さまがお召しになられると綺麗でしょうね~
手描き友禅で描かれた品で、これぞ京友禅と言える仕事を尽くした着物かと思っております。
この文箱(ふばこ)文様は、手紙を入れておく蒔絵の小箱を文様化したものです。
蓋が付いた箱に四季の草花などの絵模様を描き、組紐を添えて友禅染や刺繍で表現されます。
平安朝の雅やかな和歌のやりとりをほうふつとされる優美な趣が好まれ、留袖や訪問着に好まれて使われている古典柄のひとつです。
その訪問着に銀地の七宝柄の袋帯でコーディネートしたものです。
この映像は袋帯に帯〆をコーディネートしたものになりますが、距離を離れと撮ると、訪問着のピンクの色合いがさめて見えることを一言付け加えさせておきます。
全体像はこのような感じで、格調のあるコーディネートではないかと思っております。
参考にされてみて下さい。
とことで、お客様の少ない一日になってしまいました。
お客様が少ないといろいろ考えてしまいますが、そんな気がかりなことを忘れるために、閉店後にマージャンをすることになっていましてね~
仕事のことを忘れることができる息抜きの時間で、楽しみにしているころです。
なので投稿を早まることにしました。
気の利いた記事を書くことができませんでしたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。