今日は一人で店を切り盛りする日で、店の奥で製作が遅れている情報紙作りができればと思って、その仕事にかかっていたのですが、天候が拝復したこともあるのか、お客様が入れ替わりにお越しになられていて、昼食が取れたのは午後2時半頃だったかもしれません。
考えていたいた以上に忙しくて、店の情報紙「あ・うん」を仕上げることもできず、明日の「着物で迎える女たちの忘年会」のことも少し考えておきたかったのですが、結局、店の奥でしたい仕事は何もできずに終わってしまいました。
宿題をやり残した感じでスッキリしませんが、それでもお客様が立ち寄っていただけることに満たされるものがあります。
さて今日は、お正月飾りにもなる心に優しい和の飾り物を紹介させていただきましょう。
店の取り扱い商品の中でいうのならば、日本的な香りを放つ「匂い袋」というものです。
その一つが、お正月が来たことを知らせる紅梅と白梅の匂袋で、「梅が枝」というものです。
本体は直径8㎝の大きさのもので、ちりめん細工で作られた埋めの中に、お香の原料を調合した匂いを忍ばせたものです。
画像からその香りをお届けすることができないのが残念ですが、日常では味わえない優しいお香の香りを放つものなんですよ・・・
それだけでも心が癒されます。
新年が訪れたことを室内のどこかに、この梅の飾り物で演出されてみてください。
外から室内に入ると、「何・・・、この香りは?」から始まり、静かに咲いている「梅が枝」に目が届くことでしょう。
乙な日本文化の息遣いを感じるものがありお勧めしたいものがあります。
お値段は紅梅、白梅共に税込価格¥3,240の品と7なります。
次に紹介させていただくのも匂袋で、提げて使うことから「掛香」と呼んでいるものです。
こちらの商品は扇形になっていて、提げる塗台と組み合わせてご紹介させていただいていますが、風情があってなかなかいいものでしょう。
こちらも香りを放つもので、戌の干支飾りに添えて飾ると、お正月飾りに深みが出るのではないでしょうか?
例えばこのような感じで・・・
戌の木目込み人形と掛香・扇のコラボですが、香りを放つこの一角は、新年を暖かく向かい入れてくれるものがあるのではないでしょうか?
当店では春を彩るこちらの3色を用意しております。
「掛香・扇」は税込、¥1,296の品で贈り物として使われても喜ばれることでしょう。
ちなみに黒塗りの吊り飾り台は別売で、税込¥2,160となるものです。
そして長年定番品として採り上げているのが、こちらの訶梨勒(かりろく)というものです。
カリロクとはインドシナ半島などに産するシクンシ科の落葉高木樹で、果実を形どった匂袋として室町時代に日本に伝わった文化だと聞いています。
西陣織の絹の金襴地に訶梨勒型巾着に匂袋を忍ばせていますが、詫び寂を知る方に愛用していただくことの多いこだわりの品です。
一番人気がこのグリーン地の「大牡丹」で、全体全長が43㎝で桐箱に入ったものです。
とても上品で飽きの来ないものだと考えていますが、素敵なお屋敷に提げられると、より一層品格を高める味わいを魅せてくれることでしょう。
お値段は税込み価格、¥21,600となるものです。
これらすべてが香りを放つもので、新年に向けて日本の伝統文化に触れてみるのもなかなかいいものですよ。
参考にされてみて下さい。
さて、いよいよ明日は当店が企画した「着物で迎える女たちの忘年会」の日です。
金沢国際ホテルにて総勢20人で行うものですが、楽しみにしている部分が半分で、残りの半分は、満足していただける忘年会になるのかを心配するものがありましてね~
催事をする前はいつもこんな気持ちになりますが、お客様と懇親を深める機会にしたいと考えているところです。
明日は店内で数件の着付けをさせていただくこともありまして、ざわつく店内になりそうですが、ハッピーエンドで忘年会が終れることを願いたいです。
いずれにしても、皆で楽しめることを嬉しく思っている次第です。
それではこれにて・・・
お休みなさい。