一度咳が出るとなかなか止まらない状態でいますが、徐々に体調もよくなりつつあり、仕事にも集中できるようになりました。
2017年度のカウントダウンが始まっていますが、何も変わることなく呑気にしていて、その遅れを取り戻す意味でも、本腰を入れて新年の売り場作りや初売りの準備に入らなくてはなりません。
そこで今日は初売りのことについて触れてみたいと思います。
新年の三が日はお正月休みをいただきまして、初売りは1月4日からのスタートとなります。
その初売りにスポットを当てるのは和装では、「入卒用のお母様の装い提案」。
ハレに日にふさわしい着物や帯の提案となりますが、和装に欠かせない帯〆帯揚げ・草履・バッグ・かんざしなどの和装小物も含めたコーディネートの会を採り上げてみたいと考えています。
しかし、入卒用の着物といっても、若いお母様方には理解ができないのかもしれません。
和装の専門家の立場から少し説明を加えると、式典の場であるので準礼装という着こなしが求められます。
なのでカジュアルな装いは適当ではありません。
なぜなら、式典を敬う姿とは言いにくいからです。
そのことを踏まえて、着物の種類で言えば、「訪問着」・「附下(つけさげ)」・「色無地」・「江戸小紋」のような、格式ある着物がふさわしいでしょう。
そしてそれらの商品を初売りにて提案してみたいと考えております。
今日はその中から江戸小紋をアップしてみました。
その商品がここに並ぶ着物です。
色合いが強調される無地感の小紋といえるものですが、このような江戸小紋も入卒用の装いとしてふさわしいと言われているものです。
それは帯の合わせ方で表情を変える着物で、帯の種類や柄によって、セミフォーマルにもなれば街着にもなる着物です。
そのさじ加減が難しくなりますが、入卒用となると、着物コーディネートが品のあるものであることが求められます。
初売りではそのコーディネート術も伝授したいと考えておりますが、一枚ご自身に合った江戸小紋を持っていると、いろんなシーンに着ていただけるので便利な着物だと考えています。
そしてこの江戸小紋には一つ一つ柄名がありましてね~
左側から順番に言いますと、「桜花散らし」、ブルー系の小紋が「葵(あおい)」、レモン色が「菊の桐」、「花散る里」、ドット柄のように見えるのが「大小霰(あられ)」、そして右端が「角通し(かくとおし)」になります。
これらすべてが「竺仙(ちくせん)」という仕入先で染められたものですが、どの柄もステキでしょ・・・
江戸小紋に西陣織の帯や塩瀬の帯で装いを整えていただかたら、入卒用の装いとなることでしょう。
初売りは江戸小紋以外に色無地や附下、訪問着なども紹介させていただきますが、着物に合わせる帯も含め、帯〆帯揚げ、草履バッグ、刺繍半衿、かんざしまでのアイテムを加えて、トータルコーディネート提案をさせていただきます。
そして1月8日まで間は、お年玉的な特典として、ここに明記させていただいた商品すべてを10%引きとさせていただくことを決めました。
なので、アップさせていただいた江戸小紋も、1月4日~8日までの間は10%引きとなります。
皆さんに分かりやすくまとめることができませんでしたが、お子様のハレの日に着物で出席していただきたくて、初売りに入卒の装いを提案させていただいたものです。
それも期間限定の特典付きで・・・
その先、もう少し分かりやすい情報を出せたらと思っています。
何か企画を採り上げるとなると説明が必要となりますが、考えていることを作文にするって難しいですね~
是非参考にしていただけたら幸いです。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。