西日本の水害はお越しになられるお客様の話題となっていて、もしも自分の家が泥に埋まったら心が折れてしまって立ち上がれないかもしれない。
会話はそのような話に結び付くわけですが、ニュースを見ていて本当が心が痛みます。
私たちにできることって限られていますが、せめて募金ができればと思って、店に募金箱を用意してみることにしました。
何の足しにもならないかもしれませんが、お客様に呼びかけてみたいと思っています。
応援しておりますので、どうか強い気持ちを持って復興にあたっていただけることを願っております。
今日は来店客も多くていろんなことがあった日でした。
特に印象に残るのは、店を閉めようかと思っていたときにお越しになられた女性です。
「閉店の時間みたいですが、拝見させていただいてもいいですか?」
3時間を気にせずにご覧いただけなすようにと言葉をかけ、どちらからお越しなのかを問いかえると埼玉県から来たというのです。
これには驚きました。
牛首紬の工房見学をした帰りだったみたいで、私の店が目に入っで立ち寄ってくれたのでしょう。
興味を引かれるものがあったので、椅子に座っていただいてお話を聞かせていただきと、同業の人だったんですね~
年齢は30歳前後の方で、着物に惹かれるものがあって、一月前に支店が多くある呉服店にお勤めにならせてそうです。
しかし現実はご自身が想い描いていて世界とは少し違っていて、上司から数字を言われることが多く心の格闘あるような様子でした。
そんなこんなで、お悩み相談みたいになってしまいましてね~
純粋に着物が好きな方で、販売をする立場になって戸惑いがあったようです。
一期一会の出会いといえるものがありましたが、彼女の若さにパワーをいただくことできた気が致します。
帰り際に彼女は、「また来てもいいですか?」と言って店を後にされましたが、とても印象に残る女性でした。
”どうか確かなものを見つけ出して下さい。遠くから願っておりますよ・・・”
そんな気持ちで送り出した次第です。
さて話題は替わり、夏草履の鼻緒を変えて欲しいとの相談がありましてね~
相談をいただいたお客様は、鼻緒を変えられることを知らなかったみたいでいくつか夏用の鼻緒を取り寄せてみました。
その中の一つですが品のいい鼻緒でしょう。
近年の鼻緒は足の甲に触れる部分が巾広く、足の痛みが軽減できるものが多く作らています。
お手持ちの草履で鼻緒だけ変えることもできるもので、ここに紹介させていただきました。
そして県外の方から男の子の浴衣を用意したいとの相談もありまして、ここに画像をアップさせていただきました。
この2点は大人物の長さがあるものです。
左は白地にカニの柄で、右はグリーン地に矢羽根柄になります。
そしてこちらは、四つ身用に作られた反物で、7・8歳用に対応するものですが、9~10歳用になると長さが足りません。
ご検討されてみて下さい。
今日も取り留めのない記事で終わることになり、申し訳なく思っております。
とにかく今日は気ぜわしい一日でした。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。