この3連休とは裏腹にせきを切ったようにお客様がお越しになられた一日だったようです。
連休中は店に缶詰だったもので、19日からの大島紬展のご案内を入れたくて店を出たり入ったりしていましたが、絶え間なくお客様が何人もいらっしゃって、店に立ち寄って長女もお客様の接客をしてくれていたみたいで、賑わいを感じることができました。
特に目についたのは着終わった後のメンテナンスをお持ちになられた方が多くあったことです。
ここのところ汗ばぬ陽気が続いていましたが、そうした中でも着物を着る機会があったのでしょう。
ようやく着物を着始めた感じがして、業界人として嬉しく思っているところです。
人間の汗は着物生地にダメージを与えるものがあるので、着終わった着物や長襦袢は汗取りをしてから片づけるようにしてくださいね。
メンテナンスを怠ってタンスの片づけると、後にきわづいた個所が目につくことがあるので、どうかご注意を・・・
お客様の中には長襦袢の半衿を取り外して丸洗いに出される方がいらっしゃいますが、半衿が付いたままお出しいただけたら、料金が変わることなく半衿も丸淡い致します。
半衿だけを洗っから再び取り付けるという手間も省けるだけに、ご負担が軽減でます。
ちなみに、半衿の取り付けができない方が多くなっていますが、そんな方に少しでもお役に立つことができればと、半衿の取り付けも税別で千円で承っています。
これから七五三の時期を迎えますが、お子様の着物の縫い上げも含め、半衿の取り付けや着終わった着物のメンテナンスも受けておりますので気軽に相談してみて下さい。
この画像は帆布で仕上げた草履台に、刺繍の鼻緒でコーディネートさせていただいた草履になります。
紬などのカジュアル着に柔らかな雰囲気と遊び心が提案できないかと考えて揃えてみました。
鼻緒は墨色に合わせたものがワンちゃんで、その奥が羽根の柄を刺繍したものですが、鼻緒は他にも揃えていて、ご自身で鼻緒が選べるセミオーダーメイド草履になります。
ワンちゃんの鼻緒になると遊び心たっぷりでワンちゃんの好きな方には目からウロコって感じでしょうか?
ともあれ、帆布の草履台はつや消しになっていて、大島紬や結城紬などに合わせたらシックリくるかと思っております。
草履を着物の合わせて履き替える方って少ないのかもしれませんが、草履にも着物との相性があることを心に留めておいてください。
フォーマル着はエナメルや革製品の艶(つや)のある草履台が似合いますが、これを紬や小紋などの街着に合わせると草履が浮いてしまうこともあるんですね~
来る19日から大島紬展を開催することもあり、足元のおしゃれにも気を配っていただけないかと思って揃えてみた帆布の草履台です。
選択肢の一つに考えていただけたら嬉しいのですが・・・
着物コーディネートは色合いや素材感の微妙なさじ加減でおしゃれにまとまることもあれば、どこかシックリこないことも起きてきます。
時には帯〆の色ひとつで品格を壊してしまうこともあり、それが草履であったりすることもあるのではないでしょうか?
極端な例ではありますが、どうか草履にも気を配っていただけたらと思います。
さて、明日はITの専門家に来ていただいて、ネット関係の相談をさせていただく日です。
ダメ出しを言われることを覚悟して改善点を見つけ出すことができればと思っていますが、どうなることでしょう。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。