雨が降り続く一日でしたが、多くのお客様があり忙しい一日でもありました。
疲れがたまっているのか朝から体が重く、この時間も少し体がだるいです。
しかし、時間は止まってはくれず 10月の 「神無月展」 の案内状作りが進まない自分に少し焦りを感じています。
今日は着付け教室のことを書いてみます。
一人でも多く自分で着物が着れる方を増やそうと考え、着付けをお母さんが教えています。
前で帯結びをしてから後ろに回す 「前結び着付け」 で、肩や腕の痛い方は勿論のこと、帯の形を前で見ながら結べるもので、ご評判がいいみたいです。
二年程前からお客様の都合に合わせ、いつでも一回千円で受け付けるようになり、習っていらっしやる方は気軽で とても喜ばれているみたいです。
今日もお二人の方が習いに来ていらっしゃっていました。
一人の方は、着物を着る際にはお母さんが着付けのお手伝いをしていたのですが、これからは自分で着れるようになりたいと、いう目的で習いに来ていらっしゃいます。
もう一人の方は独身の看護師で、着物を着て街を歩きたいと、いうのが動機で習い始め 今では人に着せる練習をしています。
その彼女は、近く親戚の結婚式がありお母さんの着付けをしてあげるそうです。今日も夜勤明けでボディに着物を着せて練習をしていました。
とても熱心で、素敵な女性だと思います。
物の例えは少し違うかもしれませんが、家に車はあるけれど運転免許証が無いから いつも車はガレージに置きっぱなし・・・・・
多くの方の着物が、そのような車と良く似ているようです。
着物は有るけど着れないと、つぶやく前に少し着付けを習ってみてはいかがでしょう・・・・・
着物が着れるようになると、今までと違う世界を感じ取れるように思いますヨ。
それとも、ガレージに有る車 (着物) に魅力が無いのでしょうかネ~・・・・
明日も違うお客様が着付けの練習に来られるそうです。
ガンバって下さい お母さん・・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







コメント
先日、田口ランディのエッセイにこんな事が書いてありました。
「着物は、あらゆる邪悪なものから体を守ってくれる最高のパワースーツ」だと。
「折る」ことや「重ねる」ことはおまじないに繋がるし、「結ぶ」ことも気持ちがこもる行為なのだそうです。しかも絹は蚕を守る繭でできているので、元来優しくものを守り包む意味合いがあるんだそうです。
こんな見方をすると、どんなお守りよりも強力に思えてきます。しかも体に優しいなんてスゴイ!
何か特別な理由があるから着るのではなく、普段から着物でおしゃれできたら、きっと心も体も清々しくなるんだろうな・・・。
ユーミンのイベント、絶対きもので行きたーい!
ミニーさんへ
このブログを見て頂いてありがとうございます。
これからも長いお付き合いをお願い致します。