父の日が近づいて来た事もあり、今日は男物のゆかたを紹介してみます。
男物の着物は、女性物と違ってお端折り(おはしょり)をしないで着るもので、着丈や裄(腕の長さ)、お腹回りを採寸して反物から仕立てるようにしています。
男物の既製品のスーツですと体に合った品を選び、長い部分をカットしてお直しをすればいいのですが、着物になると勝手が違うんですよ・・・・・
勿論、既製品でピッタリ体に合う方もいらっしゃいますがね~
前置きはこのくらいにして、ここに2種類のゆかたがあります。
黒っぽい方はゆかたらしい柄で金茶色の角帯を、白っぽい亀甲絣には紺系の角帯を合わせた男物のゆかたです。
夏の着物になって見えるのは白っぽい方で、ゆかたらしく見えるのは黒っぽい方ですが、貴方でしたらどちらがお好みですかね~
好みですが、何枚かゆかたを持っている方ですと無地感のゆかたを選ばれる方が多いんですよ・・・・・
シンプル&ペストといいう言葉がありますが、着なれた方は上品さを求められるようです。
大人の味といった表現が合うかもしれませんね・・・・・
ちなみに、黒っぽい方は、お仕立てを加えて¥35700
(竺仙のゆかた・綿100%)
白っぽい方は、お仕立てを加えて¥28350
(三勝染めのゆかた・綿70%麻30%)
そして今日、亀甲絣の墨色(白っぽい方の色違い)のゆかたを着て馴染みのお客様が遊びに来て下さいました。
何処から見ても夏の着物で上品でしたね~
たかがゆかた、されど浴衣です。
こだわってこの夏をゆかたで過ごしてみるのもいいものですよ。
ところで男物の帯ですが、角帯を締めると外出着ぽくなりますし、兵児帯をするとカジュアルな室内着になるんですよ・・・・
帯で心を締めるTPOの使い分けが出来たら、着物通といえるのかもしれませんね。
あくまでも参考に・・・・・・・
こだわってみませんか男物浴衣
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