ITの戦国時代・そして訪問着をコーディネート

今年も残す所21日で 「亥の年」 も終わり、来年は十二支の干支の最初に戻り 「子の年」。
12年目の再会になります。
そんなことを考えているうちに、12年前の事を思い出してしまいました。
私は40歳で、この店を出店して2年目の年だったと思います。
当時は京都の仕入れ先も少なく、新しい店作りに試行錯誤していた時代。
家族の中で、携帯電話を持っていたのは私だけで、店には事務用品としてワープロがあったかな~
ファクスは、まだ使っていなかったように記憶しています。
IT革命とは無縁のアナログで仕事をしていました。
時代の変化に鈍感といいますか、二人で営み家業店には、アナログで充分事が足りていたんですね~
そてから12年が過ぎて、現在を見回してみると、携帯は一人に一台、用件はメール、そして誰もがパソコンやデジカメを持ち、自由に使いこなす時代。
世の中が、大きく変化したものだと考えさせられます。
そして、この先12年後はどんな時代が訪れるのでしょうかね~
店作りの在り方を問い直す、ITの戦国時代が訪れたのかもしれませんね・・・・・
皆さんも一度、12年前を振り返り、これから12年先のことを予想してみるのも楽しいものですよ。

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その点、着物は12年前も今も、形や模様も変わらず、時代の変化に左右されるものではありません。
お母さんの着物を娘が着る事もできますし、リサイクルショプでお気に入りの着物を探して着ることだって出来ます。
着物には変わらないという便利性のようなものがあるんですね~
しかしその事が、時代の変化のニーズに鈍感だったのかもしれませんね。
写真は加賀友禅の訪問着に、手織りの袋帯を合わせてみました。
衿にには、華やかさを引き出す刺しゅうの半衿を。
黒地の袋帯が全体を引き締めてくれて、ゴージャスになったと思うのですが・・・・・
同系色の帯を合わせると上品にまとまりますが、黒地の帯で個性を出してみました。

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