コートや羽織の裏地のおしゃれ

成人式も終わり、ようやく静けさを取り戻しました。
お正月の飾りつけも取り外し、こらからは春に向けての準備です。
これまで、いろんな角度から おしゃれの提案をしてきましたが、今日は、あまり目に触れる事の少ない裏地のおしゃれについて紹介してみます。
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きものボディに掛けてある このコートは、昨日、妻がお茶会に行く道中に着たものです。
黒地のビロード生地を格子にカットした、なにげない七分丈のコートです。
フォーマルからカジュアルまで、幅広く合わすことができますが、表が無地なだけに、裏地に遊び心を取り入れてみました。
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これが、コートの裏地に付けた楽器とエンゼルの模様です。
袷の着物は背中にあたる部分は白の胴裏、そてとはまったく逆の発想です。
着物は人前では脱ぎませんが、コートは道中だけのもので、目的地に着いてしまうと必要ありません。
そうなるとコートを脱ぐ訳ですが、その瞬間が裏地のこだわりが顔を出す時なんですね~
ただ単に、防寒として着るのではなく、裏地のおしゃれにもこだわってみて下さい。
周りの人は見ていないようで、しっかり見ているものですよ。
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この浮世絵模様は、私のお召し羽織の裏地です。
私の背中に百人の美女がいるんですね~
長年着ているのですが、チラッと覗かせる衿の裏地に驚かれる方も多く、「女好きなんですね~」 なんて冗談を言われた事もあります。
別に否定はしませんが、こても裏地のおしゃれ。
露出度が少ない分、飽きる事無く楽しめます。
裏地の模様には、人それぞれ好みというものもありますが、どうか見えない所にも、気を配ってみて下さいね・・・・・・
明日は今年初めての京都出張です。
動き出した2008年の和装業界の空気も一緒に吸ってくるつもりです。
ワクワク・ドキドキさせてくれるかな~

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