まず 「福豆」 という炒(い)った大豆を升 (ます)に入れ、昼間は神棚にお供えしておきます。
そして、夜になったら玄関から順番に、外と通じる戸や窓のあるすべての部屋でまきます。
まくのは年男や年女、家の主人が基本ですが、現代では一家でまくのが恒例となっているようです。
まき終わったら、厄除けや無病息災を願いながら自分の年より一つ多く 「福豆」 を食べます。
(写真の福豆の数は私のです)
また節分の日にはヒイラギに刺したイワシの頭を軒先に飾るのは、ドラキュラに対するニンニクや十字架と同じ意味で、不幸をもたらす鬼がイワシの匂いを嫌い、ヒイラギの葉のトゲを痛がり、鬼をおいはらってくれるということみたいです。(福島記)