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お客様からご依頼を受けていた別染のタペストリーが染め上がりました。
蓮(はす)の模様で、長さが約150㎝あるものです。
とても素敵でしょう・・・
私の店は問屋さんではなく、物作りをしている職先とのお取り引きが多く、お客様が望まれている商品を最初からお作りすることができます。
ご相談を受けたお客様は、タペストリーのたぐいを 店内で商品を見比べ、お求めいただいているのですが、昨年初めて小さなサイズのタペストリーをお客様がご希望されるサイズに別染したところ、大変喜んでくださいましてね~
その経験から、蓮の柄のご注文をいただいたものです。
信頼している職先なので安心していますが、今回も味のある仕上がりに満足しています。
このブログで何度か書いていますが、二女が来年成人式を迎えますが、自宅に毎日のように振袖の案内状が届いています。
そのDMを見ていて、どれも同じで面白さがないことに、きもの屋として血が騒ぎ始め「振袖」を提案してみることにしました。
そして、娘の同級生のご自宅を回ってみると、厳しいご返事ばかりで、ご案内できる方が少なくなってしまいましてね~
どうしたものかと、頭を悩ます日々が続いていました。
そして今日、このようなものを作りました。
『何が出来るのか考えてみました』・・・「こだわりの振袖展」
これは地域に配布するチラシの構成を終えた段階のものです。
ヘンテコリンなタイトルでしょ・・・
誰にご案内をしたらいいのか、手元に名簿も無く、振袖の情報を外に発信するにしても、私の仕入れ先にはセット商品を作っている職先がありません。
勿論パンフレットが用意できる量産品を武器にしている仕入れ先もありません。
加えて言うのなら、沢山の販促経費を使える店でもありません。
なのに、仕入先が手がけた素敵な振袖を私の店で紹介したいんですね・・・・・
現実と私の想いの間で揺れ動いていた心が、「何が出来るのか考えてみました」のタイトルになりました。
的外れなのかもしれませんが、正直に、今のこの店が出来ることを文字とイラストで告知してみることにしました。
まさに、「当たって砕けろ」状態です。
振袖の写真が入ったカラー刷りのチラシと比較すると、見劣りするものかもしれませんが、紹介する振袖は素敵なものばかり・・・
無謀な私の挑戦が、具体的な形となり印刷屋さんに持ち込まれました。
こだわりの振袖展は2月19日(金」~22日(月)までの4日間、この店の特設会場開催致します。
今の振袖に満足出来ない方は、是非、覗いてみてください。
また、このチラシの反対側は「風呂敷展」です。
その準備も同時進行で進んでいます。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







