今日も冷たい風が吹き付けた肌寒い一日。
和装の世界では5月も10日近く過ぎれば、裏地がついていない単衣の着物になりますが、今日みたいに気温が15度~17度しかない天気であれば、袷 (あわせ) の着物が必要みたいですね。
この時期の着る着物って、本当に頭を悩ましますが、着心地のよい着物を選択することがベターかもしれませんね。
私の店では単衣物や夏物を中心としたシーズンの先取り商品の品揃えに変化しました。
その中から今日はお洒落な単衣小紋をコーディネートしてみました。
私の好きな幾何学模様の格子の着物。
盛夏を中心に5・6月、9・10月に着てもらえる柔らか物のカジュアル着です。
合わせた帯は生地が透けて見える染め名古屋帯。
着物に写実的な模様がないこともあって帯に描かれたトンボ・蛍・メダカの模様が際立ち夏を感じさせてくれます。
そして、帯揚げは絽 (ろ) 白地に水色で渦を絞った模様を・・・・・着物の線に入っているブルーの色に渦の色を合わせてみました。
帯締めも通気性のある夏用で、帯に描かれた蛍の光の色、黄色を合わせました。
帯締め帯揚げは白でつながりを持たせました。
それぞれの単品の商品を色でつなぎ合わせたコーディネート、涼しさも表現できたと思うのですが、皆さんはどのようにお感じになりましたか。
話は変わり、2年近く続けてきたこのブログが少しずつ興味を持って頂けるようになってきたことを肌で感じられるようになってきました。
電話での問い合わせが増えてきていて、とても有難く思っています。
とは言っても私が使った時間と記事に対する比率にすればほんのわずか。
しかし何の問い合わせもなかった時のことを思えば、例え数件でも私の心はバラ色です。
と同時に感謝の気持ちが沸いてきます。
まだまだホームページやブログの作り方に改善が求められますが、慌てず焦らず続けたいと考えています。
どうか気軽に相談を寄せて下さいね。
お待ちしております。
そうそう、今日からこの店に新しいスタッフが一人加わりました。
おいおいこのブログにも登場すると思いますが、 「てるみ」 さんという名でお呼びしています。
初めて人を使う経営者になりましたが、何分にも慣れていないもので戸惑いもあり気を使ってしまいました。
これからですが、私の船に乗って荒波を航海してくださると嬉しいのですがね~
全て私しだい、
この店の第二幕が明けようとしています。
頑張らないと・・・・・・