きもの再生・・・・・派手になった夏の無地を染め替えしました。
この着物は、お客様から染め替えて欲しいとご相談を受けた紗の無地です。
色が綺麗に出ていませんが、鮮やかな若草色 (昔の色でいうとヒワ色) 。
ご相談を頂いたお客様は50歳前後の方で、この年から着れるような色に替えて欲しいとのことでした。
そして、袖丈が長く裄 (ゆき) が短いもので、仕立て変えも頼まれたものです。
望まれている色はお抹茶系の色。
染め上がった色がこれです。
家紋も実家の紋から嫁がれた家の紋に変えました。
木瓜 (もつこう) のスガ縫いです。
まったく違う色無地になったと思いませんか。
お客様にも満足して頂くことができました。
染め替えに紋入れ、そして広衿 (ひろえり) 仕立のお仕立て代を加えて 4万円代の加工費になりました。
派手になりタンスに眠っている着物があるようでしたら、このような染め替えも可能です。
諦めないで、近くのきもの専門店でご相談してみるのもよろしいのでは・・・・・
今日で全ての夏物を売り場から奥に片付けました。
まるで店じまいをしているような店になっています。
これから、今から、秋がスタートです。
飾り付けや商品ディスプレーに頭を悩ます日がしばらく続くのかな~
新しい商品が入荷することを待ち望む私でした。
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