仕事はどこまでやっても終わりがないと思っている。
単に仕事が入ってくるのを待っているだけなら、多くの仕事が入ってきたときは猫の手も借りたいくらい忙しく仕方ないのでしょうが、しかし仕事というものは永遠に入ってくるというものではありません。
むしろ仕事が尽きることが普通だと思った方が間違いはないのかもしれません。
だから暇なときにどのような仕事をするのかで、お店の価値が変わってくるのでしょう。
閉店の時間が来たから一日の仕事がおしまいという割り切り方もできますが、それだけ仕事をこなしていても次から次へとやり遂げたいことが頭に浮かんできて、仕事が趣味と言っても可笑しくないのかもしれません。
思っているように仕事が進まないと、他に何か違うやり方を考える諦めない性格が物事を突き動かしているのでしょう。
それと要領が悪いこともあり、他の人の倍近くかかる仕事でも投げ出さないというのも自分流。
8月は最も暑さが厳しい月でコロナ感染の広がりもあってとっても暇なときです。
人が動かない時期だと分かっていても人を動かそうとしていて、その事に私の持ち合わせているエネルギーを使い果たしている感じがします。
その意味で、これが仕事だと思えるものと向き合っているのかも・・・
今日は新規のお客様から相談を受けて作らせていただいた作務衣を紹介してみましょう。
女性の方ですが、ご実家のお婆ちゃんの着物を作務衣に作り替えたくて、お友達のネットワークを通じて作務衣に作り替えられる人を探したみたいですが、誰も受けてくれる人が無くて私の店に電話でご相談をいただいたのが初めての出会いでした。
後日お仕立て上がったお着物を5点ほど思ってきて、作務衣にふさわしい着物を選んで欲しいと云われて、持ち込まれた着物寸法なども考慮して、一枚の紬を洗い張りに出してから、お客様のご要望を色々聞かせていただいて作務衣に替えることにしたのです。

紬の着物を作務衣に作り替える
そして出来上がった作務衣がこちらになります。
上着の裄は短くポケットを一つ付けて、ズボンのウエストはゴムで裾は紐。
仕立て師さんは慣れない仕事とあって、いろいろ気を使って下さってくださいましてね~
そして完成品に袖を通していただくことに・・・

お客様に仕上がりを確認していただく
お客様に来ていただいて身に付けた感想を聞いてみると、満足度の点数を100点満点で評価すると、95点だと言って下さいましてね~
足りない5点は何かと尋ねてみたかったですが、とても喜んでいただくことができて一安心。
私は身に付けた姿を見て、「これから仕事をするぞ~・・・。そんな気持ちが伝わってくる居酒屋か蕎麦屋さんのおかみさんみたいに見えますね~」
と、申し上げたら、「ピンポン」という答えが返ってまいりましてね~
新しくご飯屋さんみたいな店を起業されるそうで、仕事着としてお使いになられるみたいです。
その開業のお手伝いができたみたいで光栄に思っています。
ありがとうございました。
こんな感じでお時間をいただけたら着物から作務衣も作れますのでいつでもご相談ください。
少しお高くつきますが、お客様のご要望に応えられる作務衣が作れるかと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







