「家族の在り方」と「人の心の温かさ」

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今日に夕食は妹が作ってくれた「チキンのワイン煮」です。

アメリカに戻るもので、妹が手をかけてお料理をしてもらえるのは今日で最後。

 

写真に収めようかとカメラを取り出すと子どもたちブーイング。

「お腹すいた~早くして・・・・・」

いろいろ注文をつけら慌てて撮った写真でしたが、使い慣れないナイフとフォークで美味しく頂くことが出来ました。

 

私たち家族には精進料理とは無縁のようです。

お母さんゴメンね。

 

ところで、ここしばらく我が家の日記のような記事になってしまっていて申し訳ありません。

一日も早く以前のような着物や和雑貨などの新商品を紹介したいと考えているのですが、毎日が私たち家族が体験したことのない出来事が続き、その対応に追われています。

 

私は今回の出来事でいろんなことを学ばせていただいているようです。

 

仏事ごとのしきたりとこれからの営み、そして、もろもろの手続きの処理の仕方などもありますが、いちばん感じていることは「家族の在り方」と「人の心の温かさ」を教えていただいています。

 

遠い国から気にかけてくださるお客様。

毎日のようにお客様が尋ねてくださり、生前の妻の話をしながら涙を流し温かい言葉をかくてくださるお客様。

私や子どもたちのことを案じてくださる友達や馴染みのお客様。

 

幸せな空気に包まれているようで感謝の気持ちで一杯です。

 

私は今、その方々の温かい気持ちを受け取りお返しをしなくてはなりません。

それは、この仕事で皆さんにお応えすることだと考えています。

 

何をどうすればよいのか戸惑いを隠しきれませんが、お母さんの生前の姿を胸に収め一緒に頑張りたいと思っています。

 

それが奥さんへの供養だと私に語ってくれた仕入先の言葉が心に響き渡るこの頃です。

 

そして今日、お母さんの仏壇を買い求める下準備をするために、幾つかの店を見て歩きました。

これまで私たちには無縁のものでしたが、仏壇をお母さんの家という解釈を子どもたちに話すと時間を空けて待っていてくれました。

 

家族4人での仏壇探しでしたが、それぞれがお母さんの気持ちになって考えてくれて頼もしかったです。

 

或る店で皆の意見が纏まった品があり、後日取り寄せてくださるとのことでした。

 

何事も初体験のことばかりですが前を向いて動き始めています。

 

今日も一日を締めくくるとすれば「感謝」の二文字であったように思っています。

お母さんありがとう・・・・・・・・

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