◆
今日の夜は何かと忙しくて記事がまとまらない状態でパソコンに向かっています。
そこで外回りをしていて残しておいた田舎の風景をアップしてみることにしました。
今日は爽やかな秋晴れ・・・(とは言っても車の中はエアコンを付けていましたがね~)
こんな日は山間部に向かいたくなります。
まず先に目に止まるのが、私のお気に入りのスポット。
山の間から手取川が町へと流れ、小さな滝が太陽の光で輝いています。
私にはこの輝きが人の心のように視えて仕方ありません。
ここから故郷の営みが始まるような気がして、穏やかな世界に足を踏み入れる私の入り口。
しばらく車を走らせると、青と緑の空の中でゆっくりたなびく神社のノボリ。
なんと静かな風景でしょう・・・・・
気忙しく動く人や車の影はなく、私を見てくださいと言わんばかりにノボリがゆっくり空を泳いでいます。
少し離れた所には、民家の屋根より遥かに高い、こんな大きな、それも昔の時代絵が描かれたノボリのようなものが・・・・・
この地域のお祭りが近づいているのでしょう・・・・・
おそらく昔から伝わる秋の収穫が終わった後の、感謝を祝う秋祭りなのかも。
それにしても勢いたるものや見事で、町の伝統と結束のようなものを感じさせられます。
私はこの町内の歴史をよく知りませんが、ここは白山市鳥越地域の別宮町というところで、山に囲まれた
自然がいっぱいの農村地です。
そして、そこから奥に入ると力強い手取川が谷の間から見えて来ます。
橋の上から覗くと深さはどれくらいあるでしょう・・・・・(40m~50m近くあるんじゃないかな~)
紅葉に季節などは見事ですよ。
この橋の上で大阪から来ていたカップルに写真撮影を頼まれましてね~
見慣れた風景ですが都会の人にはご馳走のような自然なのかもしれませんね。
こうして自然を楽しみながら外回りをする私でしたが、考えてみると寄り道をしなから仕事をしていると時間のロスというものが出てきます。
そのことを人の生き方と例えるのなら、わき見もせず目的地まで真っ直ぐに本線を走ると早くたどり着くのかもしれませんが、それでは味気ないものです。
本線の脇道には、楽しいことや感激することがいっぱい潜んでいます。
少しぐらい遅れたって大丈夫。
その時その時を楽しみ、心豊かにしながら本線に戻り進めばいいのです。
それが人生の味というもの。
そんなことを考え店に戻った私でした。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






