今朝も迷い猫が現れ、庭から恨めしそうに茶の間を覗いています。
そして、その場を離れようとはしません。
テレビを見ていても視線を感じ気になります。
こうなれば話し合いです。
外に出ると、昨日と同じように足に絡んできます。
体についていた木の葉を取ってやり、猫の体を両手で持ち上げ、
「おまえの家はどこなんや・・・・」
「ご飯はどうしているんや・・・・・」
「何処で寝ているんや・・・・・」
「ここに来ても何もしてあげれないぞ~・・・・・」
宮崎駿のアニメ、「魔女の宅急便」に出てくる黒猫のように話が出来る訳ではないのに、語りかけると
ジーと私の顔を見つめるんですね~
何かを訴えかけているんでしょうが猫を飼ったことがない私には解りません。
せめて口の足しになればと思い、リンゴを少しやってみましたが興味を示しません。
しばらくこの猫と遊んでから、振り切るようにして玄関に回り家に入ったものの、どおしてもこの猫のことが気になります。
ひょとして、捜索願いが出ているかもしれないと思い、娘に、警察署に電話をして尋ねてもらいました。
「首輪はしていません・・・」、受け答えをする娘。
担当のものが週末休んでいるもので、来週もう一度電話をして欲しいとのことでした。
そうこうしている間に、店に出る準備を済ませ玄関を出てみると猫が・・・・・
私の後を追いかけてきて、車のドアーを開くと車内にひとっ跳び。
嬉しそうに中を動き回り、しばらくして車から降りる猫でした。
いったいこの猫はどんなふうに飼われていたんでしょう~
憎めない動作に可愛さが増します。
迷子の猫ちゃんの扱いに戸惑う私です。
私の目の前から姿を消してくれないかな~・・・・・
そんな朝に娘から手渡されたお弁当。
店では毎日給食弁当を取っているのですが、今日は臨時休業であることを娘が知って作ってくれたんです。
遠い昔、お母さんに作ってもらい店で食べたことがありますが、出前やコンビニで調達した昼食と違い、何倍もの暖かさを感じますね~
美味しくいただきました。
ごちそうさま・・・・・・
ところで、今日もこのブログを目にした方から商品の問い合わせの電話。
昨年ブログにアップした或る絞りの染め名古屋帯が欲しいとのことでした。
この帯の問い合わせは彼女で2件目で、お嫁に行ってしまい願いが叶わない帯です。
事情を説明し、時間を頂けるようでしたら職先に言って同じ品を作ることが可能であることをお話すと、
来年の2月までに染められるようだったら、是非同じものを作って欲しいとのことでした。
そうなると確実な返事をしないとなりません。
電話を切らずにしばらくお待ちいただき、携帯で職先の社長さんに確認をすると、大丈夫との心強い返事。
お客様には、お引き受けさせていただきますと申し上げました。
具体的な話は来週早々、その方にさせていただくつもりです。
その方も太平洋側の人ですが、これも不思議なご縁です。
私も嬉しかったですが、お客様の願いを叶えることができて本当に良かったです。
とても珍しいケースだったもので記事にしてみました。
そうそう、今朝の猫との出来事を夕食の時にすると、次女から近所のアイドル猫になっていることを聞かされました。
チョト、ホットしました。