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今日は地域の鶴来商工会が後押しをしている「一六市おやき」というお菓子の話を書いてみます。
その昔、「一」と「六」の付く日に市が立ち、町には人が集まり栄えたことから「一六市」(いちろくいち)という地域の商業単語が生まれたそうで、長い間にぎわいをみせていたと聞いています。
その歴史を参考にし、月に一度、一と六が付く16日に「街おこし」が出来ないかと立ちあがったのが、私も会員になっている鶴来商工会のメンバー。
そして誕生したのが、これから紹介する鶴来菓子協同組合の16日だけの限定品として作られた「一六市おやき」です。
今日がその16日で、前もって商工会に予約を入れていた「おやきセット10個入り」が、開店と同時に店に届けらてました。
こちらが、10店舗のお店が取り組んだ、今月一日限りの「一六おやき」です。
食する前に、「おやき」を並べて見比べてみることに・・・
上段の左から順に、お店の名前・特徴・価格を紹介致します。
★ そうげんま (小豆あんいり)・・・110円
★ 越原甘清堂 (みそ生地白あんいり)・・・120円
★ 松月堂 (よもぎ生地小豆あんいり)・・・100円
★ 羽ば (ごま生地みそあん)・・・115円
★ 常山生菓子店 (小豆あんいり)・・・100円
下段の左から
★ 木下屋 (よもぎ生地小豆いり)・・・100円
★ ながおか菓子舗 (小豆いり)・・・100円
★ むらもと (黒糖生地くるみいり小豆あん)・・・130円
★ 広野菓子店 (黒豆きなこあん)・・・110円
★ つるやハニー (よもぎ生地小豆あんいり)・・・90円
10種類もの「おやき」を目の前にして、次に気になるのはお味です。
始めてお目にかかることもあり、食べ比べ計画を実行してみることにしました。
早速、パートのテルミさんと半分に分けて舌鼓。
トップバッターは、価格の高い黒糖生地のくるみ入り小豆あん(むらもとさん)のおやきから・・・
なるほどって感じ。
それが、午前10時過ぎの事です。
そして、昼食後にながおか菓子舗さんのを・・・(写真はありません)
夕方にはお客様と共に2種類のおやきを・・・
(左のよもぎが木下屋さんで、右がきなこあんの広野菓子店さん)
この時点でギブアップです。
10種類の味の食べ比べが出来なくて残念に思っています。
(次回に持ち越しです)
4種類のおやきを美味しくいただくことができましたが、男性には味の良し悪しがよく判らないというのが正直な感想で、沢山食べれるものではないことも判りました。
この「一六おやき」は毎月16日に、一日だけの限定品として和菓子店に並ぶとの事です。
最初は物珍しさに話題を集めるでしょうが、その先の展開をどうしていくのかが、知恵のいるところではないでしょうか。
そして、街の活性化に、どのようにして絡んで行くのかも、大きな課題だと考えています。
スタートしたばかりの「一六市おやき」です。
一歩踏み出した訳ですから、まずは、そのことをお祝いしないといけませんね。
皆さんの中に素敵なアイディアがあったら教えてください。
引き続き、来月も16日にも「一六市おやき」が、この町に登場するので、近隣の方は是非口にして、その味と取り組み方について率直なご意見をお聞かせ下さい。
自分の心配をしないといけないのに、今日ばかりは商工会のスポークスマンになってしまった私です。
「おやき」で新しい風が吹くといいですね・・・。