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着物のお見立てで最も難しいのが振袖コーディネートです。
お客様のご予算や、お母さんと娘さんの好みが違うこともありますが、見立てをする側としては、色柄がたくさん入った着物だけに、ご本人のお顔映りがベストなのか、帯との色合いが合っているか、重ね衿や帯〆帯揚げの色の使い方が間違っていないか、などなど、感性が問われる仕事です。
これは振袖に限った訳ではありませんが、着物が豪華だけに、一つ一つのパーツがしっかりと生かされた組み立てが求められます。
その仕事を簡単にしたのがリーズナブルなセット販売で、価格とサービスを優先し、そのことに満足していただく取り組み方です。
となれば、後の見立てはほどほどに・・・
これが今の振袖戦略になっているところがあるのではないでしょうか?
私が最も苦手とするやり方です。
着物屋である以上、娘さんを晴れ舞台で輝かせることができるお手伝いをするのが私たちの仕事。
そんな店のスタンスをご理解していただけていたのか、頼まれていた、あるお嬢様の振袖をお見立てさせていただきました。
数日前からプレッシャーを感じていましたが、店のトータルコーディネートにご満足していただけたみたいで、本当に良かったと思っています。
随分前から頼まれていただけの肩の荷が下りました。
いい機会なので、こだわりの振袖を紹介してから一日を閉じたいと思います。
映像だけになりますが、参考にしてください。
加賀友禅の振袖をコーディネート。
エレガンスな振袖をコーディネート。
シンプルなこだわりの振袖をコーディネート。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







