最近になって県外の方から着物のTPOの相談を頂くるようになって嬉しく思っています。
これもブログを続けてきたお蔭なのかもしれませんね・・・・・
相談を頂いたからと言ってお取り引きが出来る訳ではありませんが、私のような店でも頼りにしてくれる人がいる、その現実に幸せに感じると同時に、ネット社会の広がりを知らされています。
昨夜のことですが、子どもたちの誕生日と新しい社会への船出を祝い、親戚も呼んで食事をしたのですが、妻の兄などは買い物をネットを利用して合理的な生活を送っているんですね~
最近ではWBCの決勝戦が終わった後のスポーツ新聞をネットで買ったというから驚きです。
近くのコンビニ買おうと思ったら売り切れで、探し回るのも無駄だと思い注文をし、一日遅れて届いたとのことでした。
その兄はステレオのスピーカーをオーダーメイドで創り、ネットで販売しているのですが、不況にも関わらず大変忙しいと言っていました。
彼はネットを便利な道具として使いこなしている人間の一人です。
世の中の流れは確実にそのような方向に進んでいます。
50の手習いで始めたパソコンにブログ、今に思えば気苦労も絶えませんでしたが、チャレンジしてよかったように思っています。
これからどのような方向に進むのかは判りませんが、今のスタンスを変えないで新しいことにもトライしたいと考えている私です。
話が変わりますが、友達が着付けに使うボディを貸して欲しいと店に遊びにきました。
その彼が店の奥で怪しげな物を・・・・・・
このようなものを着せ付けしていたんですね~
聞けば、100年前の儀礼服だとか・・・・・
富山県の仕事先の蔵に眠っていたものを譲り受けたそうです。
彼はそれをネットオークションに出すために写真撮影に来たんですね~・・・・・
由緒正しい家柄のようで、五三の桐の家紋を金糸で刺しゅうした衣装で、羽根の付いた帽子までもが付いたものでした。
後ろから見ると、えんび服のような形をしています。
それのサーベルまでもが・・・・・
どんな時に着たのでしょうかね~
100年前の時代のことや、この服を着ていた人格のことを想像するとワクワクします。
彼も私とよく似た年代ですが、ネットの活用を考えているようです。
時代は一歩ずつ進化していっています。
私たちの生活に欠かすことができなくなったネット社会、なんとかして就いて行きたいものですね~