きもの地の衿を色違いで写していますが、これって、リバーシブルの色無地なんですよ。
両面に違う色が染めてあって、どちらも表という変り種の色無地です。
お好きな色を表に選び、家紋を一つ入れ、そして仕立てれば言い訳ですが、この仕立て方を単衣(ひとえ)の着物、つまり裏地が付かない仕立て方をすると、中側にした色もチラリと見えて味のある色無地になります。
一つ紋を入れた色無地は、冠婚葬祭のフォーマル着として、又は茶席などの習い事の着物としての着方が一般的です。
そこで今日はその固定観念を取り払い、この色無地を使って、楽しい着物に出来ないか自分流に考えてみようと思います。
まず、背中に入る家紋の位置に、遊びのある模様を刺しゅうや友禅で染めて、一つの小さな模様にしてみる。
そして、このリバーシブルの色無地を特徴を生かし、衿・身頃・袖のパーツを交互に色を変えた仕立て方(先程の写真のように)をすると面白い着物になるんじゃないかな~・・・・・
このような提案は、皆さんからご批判を頂くかもしれませんが、でも、そのような仕立て方があって良いのではないでしょうか。
色無地なのに個性的な着物になるでしょうね・・・・・・。
そこまで踏み込んだ仕立て方をしなまでも、もっと気軽に着れるコーディネートを提案してみます。
家紋を入れないという前提で、オシャレな帯を合わせてみました。
春ということで、柔らかいピンクを表にし、黒地のピアノ柄の帯を乗せてみました。
どうですか・・・・・、ワンポイント柄が際立ちまことにオシャレではないでしょうか。
このような帯を合わせると「色無地の着こなし」、という表現では物足りなくなります。
前の出る模様は♪音符柄。
帯締めは白地にピンクのラインが入ったものを・・・・
帯揚げは絞りとウサギ柄の紫。
オシャレな無地の着こなしになりました。
普段着の着こなしとなると、小紋や紬という考え方になりがちですが、色無地もこのような帯の合わせ方をすると、遊びの着物という捉え方が出来ると思いませんか。
色無地は模様が入っていないでけに、他の着物と比較してリーズナブルな価格になります。
帯も合わせやすく、オシャレな着物としてのコーディネートを考えてみるのも有りだと思いますよ。
是非参考にして下さい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
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