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店の戻りコーヒーをたてていっぷく・・・。
駆け足で過ぎた京都出張で、帰りの電車の中ではグッタリ・・・
当初、一泊する予定でしたが、急な用事が入ったため一日で事を済ませることに・・・
しかし、回りきれずに帰ってきました。
業界は本格的な秋を迎え、にぎわいをみせていましたが、数年前から比較すると新しい商品が創りだされていない感じがしています。
今の日本の経済状況と比例しているのかもしれませんね。
そのような中で、或る着物メーカーの社長さんの話に興味を引かれるものがあり、かいつまんで紹介したいと思います。
こうなるであろう10年後の和装業界の姿の話です。
消費者の着物に対する価値観が「所有する着物から使用する着物」へと変化していて、冠婚葬祭としての着物需要を望むことが出来ない。
つまり、着物を必要としている、又は、趣味として着物を楽しむ方が使用目的で着物を求める時代で、タンスに納める着物は必要としない時代に入っているということです。
着物を納めるタンスがない住宅事情から考えてみても、そのような人達が増えてくるというのです。
従って問屋さんも小売店も益々少なくなっていくだあろう・・・
話をしていて認めたくはありませんが、それが今の実情であることを、現場で仕事をしていて肌で感じています。
今の和装業界はフォーマルからカジュアルへとシフトを変えつつあります。
それでも新しい風を起こせないで、試行錯誤している和装業界であることを報告しておきます。
他にも面白い話がありますが、今日はこのあたりで終わらせて頂きます。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






