「所有する着物から使用する着物」へと変化している着物事情

店の戻りコーヒーをたてていっぷく・・・。

 

駆け足で過ぎた京都出張で、帰りの電車の中ではグッタリ・・・

当初、一泊する予定でしたが、急な用事が入ったため一日で事を済ませることに・・・

しかし、回りきれずに帰ってきました。

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業界は本格的な秋を迎え、にぎわいをみせていましたが、数年前から比較すると新しい商品が創りだされていない感じがしています。

今の日本の経済状況と比例しているのかもしれませんね。

 

そのような中で、或る着物メーカーの社長さんの話に興味を引かれるものがあり、かいつまんで紹介したいと思います。

 

こうなるであろう10年後の和装業界の姿の話です。

 

消費者の着物に対する価値観が「所有する着物から使用する着物」へと変化していて、冠婚葬祭としての着物需要を望むことが出来ない。

つまり、着物を必要としている、又は、趣味として着物を楽しむ方が使用目的で着物を求める時代で、タンスに納める着物は必要としない時代に入っているということです。

 

着物を納めるタンスがない住宅事情から考えてみても、そのような人達が増えてくるというのです。

 

従って問屋さんも小売店も益々少なくなっていくだあろう・・・

 

話をしていて認めたくはありませんが、それが今の実情であることを、現場で仕事をしていて肌で感じています。

 

今の和装業界はフォーマルからカジュアルへとシフトを変えつつあります。

それでも新しい風を起こせないで、試行錯誤している和装業界であることを報告しておきます。

 

他にも面白い話がありますが、今日はこのあたりで終わらせて頂きます。







 

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