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秋も深まりつつあり、10月に入るとそろそろ袷の着物(裏地が付いている着物のこと)になることもあり、気分を変えておしゃれに気を配ってみるのも楽しいかもしれませんね~
ファッションの業界用語に「おしゃれは足元から・・・」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、今日はその足元のおしゃれを紹介してみることにします。
とっても可愛いでしょ・・・・・
これはワンポイント柄のソックスタイプの足袋なんですよ。
模様は兎の桜で眺めているだけでもワクワクしてしまいます。
水着に使っている素材で、伸びるのが特徴なんですよ・・・・・
なので、21~26㎝までの足のサイズに対応できるから嬉しいですよね。
過去にこの種の足袋をブログで紹介していますが、新しい柄も加わったもので、今揃えている柄をアップしてみます。
右から「橘」・「兎の桜」・「猫」・「桜」
「七宝」・「猫の足跡」・「小判を抱えた猫に鈴」・「星にフクロウ」
遊び心があって楽しい足袋であることがお判りいただけるのでは・・・・・
着物を楽しく着てみたいと考えている方には、難しいコーディネートもいらないし、さりげないおしゃれとして取り入れて欲しいものです。
お洗濯してもノーアイロンだし、それに、一足¥1、890という価格で装いに変化が出るのであればチャレンジしてみる価値があるように思うのですが・・・・・
唯一この足袋が左右の柄が違います。
「猫と猫の足跡」・・・とてもおしゃれです。
この模様の足袋を目にしたら「可愛い~」という声を耳にすると思いますよ・・・・・。
先日、しゅろの葉で作ったバッタを分けて頂いたもので、お創りになられた和菓子屋さん「田中屋本店」へ、お礼の挨拶を兼ねて和菓子を買いに寄ったのですが、またもや貴重な品を分けてくださいましてね~・・・・・
これがその品で、金と銀の鶴亀。
ご主人の手の器用なのは確かのようですが、初めてお会いする私に、このようなことまでしてくださって恐縮しています。
家族で経営をしている店は、景気低迷の中で厳しい風にさらされていますが、それだけに大型店にはない人の優しさというものがあります。
その優しさに触れた私は、人と人のつながりを大切にした商売の原点を感じていました。
ありがとうございました。
店に飾らせて頂きます。
ところで、今日は9月の最後の日。
私には二つの大きな出来事を迎える30日ですが、その事を心に納め明日は京都に出張です。
季節は変われど一月を同じようなサイクルで動き回っていて、進歩がない自分に気付かされています。
これが人生というものかもしれませんね。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







