五日間の「十五万円以下の着物や帯の会」が本日を持って終了致しました。
年に一度、恒例となっている感謝祭でしたが、満足できる結果と言えるものではありませんでした。
10月に開催した「神無月の会」に続いての「感謝祭」とあって、運任せみたいなところがあったように思います。
割引価格という切り口から、新規のお客様との出会いを持ちたかったのですが、それができなかったことが反省点として残りました。
絹素材から仕立てを加えて着物や帯を作るという呉服店のスタイルだけに、着物初心者には馴染めなかったのかもしれません。
着物に興味を持っていただいて、安心と信頼を得ることが店作りの要となりますが、どれだけたってもハードルの高さが変わらないことを思うと、知恵の使い方と努力が足りていないと言えるでしょう。
素直に反省し結果を引きずるのではなく、頭を切り替えて次へ進まないといけないと思っています。
明日は今回の展示会の後始末となりますが、翌月に着物で集うクリスマスパーティーの開催が迫っていまして、会場となるホテルの担当者に来ていただいてパーティー当日の打ち合わせをすることになっていましてね~
次はパーティーをどのように進行するかがこの店の課題となっていて、そのことに万全を期したいと思っているところです。
そして12月の店内は毎年恒例となっている古布の木目込みひな人形を登場させて、一足早い春をお届けできればと考えています。

古布の木目込みひな人形「紅梅白梅」
こちらの立ち雛は、古い着物を着せた雛人形の一つで、紅梅白梅という名が付けられた売れ筋商品です。
今年も新しく用意したもので、12月10日過ぎにはお雛様の木目込み人形コーナーを確保したいと考えています。

古布の木目込みひな人形「紅梅白梅」
このひな人形の「紅梅白梅」という名前からして、お正月にも飾っていただいても違和感がなく思えて、店頭に出しましたが、幼い表情や着物生地の優しさなどもにじみでていまして、とても可愛いと思いません。
まだお雛様の気分とは言えないのでしょうが、この店の情報発信基地としては次の一手はお雛様。
目の前のクリスマス7パーティーも含めて、12月をどう動くかが明日からの仕事の課題となりそうです。
取りあえず感謝祭を終えてホットしていますが、明日から再び違った忙しさに追われることになるでしょう。
今年のゴールまであと少し。
老体にムチ打って頑張らないといけませんね。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







