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冬に逆戻りしたみたいで、今日も雨が降り続く寒い日になりました。
こんな日は来客が少なくて・・・
天気のせいにしてはいけませんよね。
午前中、JR金沢駅東口から徒歩3分のところにある、料理旅館「金沢茶屋」に行ってきました。
仕入先が館内で催事をしていたからですが、お昼をここでいただいてきたので紹介してみようと思います。
金沢茶屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」にて、30年連続総合第1位に評価されている和倉温泉の加賀屋グループが経営するお店です。
入口の暖簾をくぐると中庭が広い玄関の一角の広がり、心を落ち着かせてくれます。
ガラス越しに見えているのが、昼食をとった「割烹つづみ」という和食の店です。
その室内はシンプルなインテリアに包まれ、大人の店って感じがします。
私の姿がガラスに映ってしまいましたが、静かな夜のムードが漂う空間でした。
しばらくして目の前に運ばれて来たのは昼御膳の中の一つ「つづみ御膳」、
右側には天ぷらの盛り合わせも付いています。(税込3,500円の御膳です)
この演出が見た目にも上品で食欲をそそります。
いつも給食弁当を食べている私にはご馳走で、美味しく頂戴することができました。
料理旅館だけのことはあります。
食後に出せれた「ぜんざい」も優しいお味で満足させていただきました。
卓布として使われているのは、和紙に書かれた徒然草の一節だそうです。
和の気配りと心地よいサービスを感じていた私で、他にも印象に残る事があり、触れておきたいと思います
それは催事場での出来事でした。
畳の部屋を着物の展示会場として使っていて、出入り口で靴を脱いで上がっていると、仲居さんが私の靴を磨いてくれていたんですね~
たまたま目にしたのですが、実に気持ちのいいものです。
些細なことかもしれませんが、私にはお料理にも勝る心配りだと感じました。
26年連続総合第1位に評価されている「加賀屋」さんの経営だけのことはあります。
心のどこかで「見習わなくてはいけないな~」・・・そんなことを感じて戻ってきた私です。
さて、話は変わりますが、教職員の移動が新聞で発表され、お客様からのお祝いのお電話をいただいたり、赤飯やケーキをいただいたりして、誰もが母親のような気持ちで祝ってくれることに感激しています。
他にも南に国からブログで出会った学校の先生から暖かなメッセージをいただいたりして、娘は本当に幸せ者です。
親として感謝の気持ちでいっぱいで、お母さんも喜んでいると思います。
仕事帰りには店の手伝いをしながら、多くのお客様とふれあうことができ、その経験は彼女の財産になっていることでしょう。
親として何をしたらいいのか判りませんが、とりあえず明日は娘の誕生日で、皆で美味しいものを食べに出かける予定でいます。
でも、それでいいのかな~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






