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今日は展示会の後始末。
綺麗に作り上げた会場が跡形も無く乱れ、次のステージへと向かう売り場作りに入ろうとしています。
正直なところチョト疲れました。
店内はクチャクチャで、しばらく商品整理に頭を悩ますことでしょう・・・
そんな今日、仕入れ先の担当者が店の開店と同時に、妻へのプレゼントを持って来てくれました。
バースディケーキです。
気の効いた男で、感激しています。
きっとお母さんの喜んでいることでしょう。
店のスタッフ、Uさんからもブリザーブドフラワー頂戴して、いつまでたっても人気者でいられるお母さんを羨ましく思っています。
ということで、今日はお母さんの誕生日です。
私もお祝いのメッセージを送りたいと思います。
毎日お母さんのことを忘れたことがありません。
店の残っているお母さんの文字。
お母さんが作ってくれたプライスカード。
お客様と遊びに行った時の写真も店にはいっぱい残っています。
だから、お母さんが目の前から消えてしまったことが嘘のようで、過去の出来事を写真をめくるみたいに思い出します。
33年前の出会った時のことを・・・
新婚時代に二人で信州を旅した時のことを・・・
長女が生まれた時のことを・・・
そして、二人でこの店を築いてきたことを・・・
懐かしく思いますが、いつも幸せであったことに感謝しています。
時には腹をたてて口をきかない時もありましたが、私にはもったいない自慢の妻でした。
こうして今日という日があるのもお母さんのお蔭でしょう・・・
本当にありがとう。
姿を見ることが出来なくなってしまって、何もしてあげることができませんが、今日のお母さんの誕生日を心の中で祝いたいと思います。
「お誕生日おめでとう」
こんな時に何ですが、一つお母さんに相談があります。
親として子ども達への気配りが足りなくて力を貸してください。
不器用な立ち周りは今も健在のようで、お母さんに助けてもらっていたことを痛切に感じている私です。
お祝いのメッセージのつもりが、私の口説きになってしまってゴメン。
4月22日は良い夫婦の日です。
無縁の日になってしまったかもしれませんが、時々は口説きたい時もあるので、ソッポを向かないで話を聞いてくださいね。
それでは、今日はこのあたりで終ることにします。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







コメント
今日は研修会での素敵なお話をありがとうございました。今までお店の前はしょっちゅう通り過ぎてました。浴衣の時期には素敵な柄が並んでいて眺めたりしてました。呉服屋さんには縁遠い私ですが、今日のお話を聞いて胸打たれ涙ぐみました。
母の日のプレゼント探しに行きますね☆
コメントを頂戴しまして ありがとうございます。
ご返事が遅れてしまいましたが、暖かな言葉をいただき元気をもらった気がします。
これをご縁に、店にも遊びにいらしてみてください。