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ようやく静かになりました。
今日も朝からあわただしくて、静まり返った店のBGM(ジャズ)に耳を傾けながらの投稿です。
仕事中に立ち寄った公演。
桜で華やいでいたこの場所も灯りを落とし,新緑が私を優しく包みこんでくれます。
気持ちがいいですね~
しばらくの時間でしたが、心が浄化され、細胞の隅々に「幸」という空気が流れ込んだ気がします。
そして、ネットで知り合ったお客様から、封書できもの相談がありました。
ご自身の着物と帯を3組コーディネートしたものをスナップ写真にして、帯締め帯揚げを合わせ欲しいとの内容です。
私の店を頼りにしてくださるなんて有難いではありませんか・・・
それだけでもお礼を言わなくてはなりません。
なのに、新茶まで入っていて嬉しくなります。
(その方は静岡県の方です)
お客様の期待に添えられる見立てが出来るといいのですが・・・。
昨日のブログ記事は写真をアップするだけで、いつものコーディネートができませんでした。
そこで、昨日の染め帯の中から、鉄線の柄を単衣物の着物に合わせてみようと思います。
まずは新緑色の花織になった色無地に合わせてみました。
無地の色が爽やかでしょ・・・
単衣物とは裏地が付かない着物の事で、この色からして5~6月頃の着物として提案したいと考えています。
織物の着物で軽くてサラっとした肌触りで、家紋を入れないで普段着としてお召しいただくと素敵でしょうね~
無地だから帯の柄である鉄線の一段と映えます。
この帯、素材が変わっていて、単衣から盛夏の時期に締められる帯なんですよ・・・
お茶会の席などにもおすすめしたいコーディネート、いかがでしょうか。
こちらは、涼しさを呼び込む水色系の単衣小紋です。
飛び柄の小紋で四角く色が入っている箇所は絞りを加え、全体に市松取りにして白いドット柄が小さく染められています。
幾何学模様の着物柄に鉄線の花模様。
そのバランスがとても素敵で、エレガントな香りを感じています。
二組を見比べて、貴女はどちらがお好きでしょうか・・・
あっさりとした着こなしに季節を感じさせるおしゃれ、どうか参考にしてください。
今日は商工会で会議があるもので、投稿を急いでいましたが、思っていたより早く記事をまとめることができました。
出掛けるまでのもう少し時間があるもので、何かもう一つニュースを書くことにします。
数日前にしいのき迎賓館の2階にあるフランス料理の店「ポール・ボキューズ」を仮予約したことを書きましたが、正式に5月27日(木曜日)の夜に予約しました。
人数は15名です。
返事待ちのお客様を含め、だいたいの人数はきているのですが、これからもう少し内容の肉付けが必要かもしれません。
芸の無い私に何ができるかな~
そのようなことも考えながら、6月の情報紙も作らないといけません。
次から次へと休む間もなく、先の事を組み立てて行かないといけないのですが、裏を返さば、忙しいということは幸せな事なのかもしれません。
だから頑張らないと・・・
さて、今日はどんな会議になるか、これから行って参ります。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







