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これまで積もっていた雪もほとんど溶けた庭にが春の日差し、予報では夜まで雨が降らないとのことで今年初めて洗濯物を外に干してみました。
すると夕方近くから雨が降り始め大慌て、穏やかな春に包まれていたいという願いは少し甘かったみたいです。
それでは今日の投稿です。
今日はおしゃれな着物コーディネートを紹介したいと思います。
きもの愛好家の方なら、ここにアップした染め帯をご存知だと思いますが、随分昔に森田空美さが出された本、「知的きもの入門」で紹介されていた葵柄(あおいがら)の染め帯と同じものです。
ちりめん素材ながら品格のある帯で、小ジャレタ小紋の上に合わせコーディネートしてみました。
いかがでしょ・・・とても素敵でしょ。
茶系に紫の色が入っている感じの地色に、メルヘンの世界を小紋柄をにして単色で染めているところに味があります。
そこにオフホワイト系のちりめん染め帯を合わせてことで、装いのバランスが取れ、知的な大人の香が漂います。
帯〆帯揚げも合わせてみました。
いい感じでしょ・・・
コーディネートのポイントとして考えたのは、茶系をベースにした色です。
葵柄に入っている紫の色と小紋の地色、そして帯締めに使っている色と草履の前つぼの色が、ほぼ同色とあって、目に優しく映るんですね~
そこには色を多く使わない、味のあるおしゃれが存在しています。
着こなし方の好みの問題になるのかもしれませんが、参考にしてみてください。
そして店の前には、今月の頭から「入卒の装い・かんざしふぇあ」の看板が立ちました。
お母さんの入卒の着物となれば、着物初心者という方も多く、ご相談を賜われればと考えているしだいです。
看板が「着物」ではなくて、「かんざし」というのが私らしいでしょう。
ハードルの低い店を目指し若い方との出逢いを増やしたいというのが狙いなんですが、果たして着物を着る方の心を動かす動機となってくれるでしょうか・・・。
甘い考え方かもしれませんが、かんざしの品揃えは半端ではありません。
関心のある方は、是非私の店を覗いてみてください。
ここでチョッとひと休みです。
コーヒーでも飲んで・・・・・
次女の結婚を承諾したことで、物事が加速度を増して動こうとしていて、正直ついていけません。
お母さんがいたなら相談しながら一つ一つ整理出来るのかもしれないが、どうも私にはその能力が欠けているようです。
娘の幸せと、その道筋にあるケジメ、
形にこだわることはないと考えていますが、何かがスッキリしません。
人の事は何でも言えても、いざ自分のことになると不甲斐ないものですね~
仕事も家庭も決断は一人、
私について回る現実で、辛いことをたくさん経験すると慎重になってしまうのかもしれませんね。
4月に開催する「卯月展」の案内状を作らなくてはならないのですが、構想がまとまらす焦り始めています。
新しい商品を店内で紹介する。
単にそれだけのことなのに、演出というものが私を苦しめる原因となっています。
明日になれば明日の風が吹くでしょう・・・
新たな考えも浮かぶかもしれません。
では皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







