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8月の京都は暑かった・・・
月に一度の仕入れ先回りの日で、朝起きをして京都へ行ってきました。
ほとんどの会社が展示会らしきことを見送っている中、開店前に小売店さんが入口に並び、混み合っている仕入れ先がありました。
それは来春の、古布を使った木目込みのお雛様を発表していた会社です。
毎年この時期に訪れていますが、何処が不景気なのかと思わせるくらいに熱気を帯びて、会場は商品の取り合いになるくらいの混雑ぶり。
どうしてこんなにも小売店が開店と同時に集まるかというと、人形に着せ付けた着物が どれも古い着物生地を使って仕上げているからです。
人形そのものはあっても、着せ付けの生地は同じ物がない。
だから現品でお雛様を買い付けしたいという心理が働くのだと思います。
特に木目込み人形の中でも お雛様は別格です。
昨年は、この雰囲気に呑みこまれてしまい、商品の選び方、つまり仕入れを間違えたみたいで、今回は周りのことを気にしないでマイペースで選んでまいりました。
今年の12月には店頭に並ぶ予定です。
その後、他の仕入れ先も回ってきましたが、どこの会社も夏休みモード、35度近い夏の暑さもありますが、人はまばら・・・
職先は決戦の日は9月からと言わんばかりに下準備をしている感じでした。
という訳で、今日は疲れました。