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昨日は不謹慎なブログ記事になり、大変申し訳ありませんでした。
充分楽しむ事が出来て、良い気分転換になりましたが、戻ってから頭がさへてなかなか眠れませんでした。
寝不足ですが、しっかりと記事を書きたいと思っているところです。
まずは、お客様からご依頼を受けて、作らせていただいた45㎝丈の羽子板が仕上がりました。
こちら様は息子さんがご結婚されて、その時の水引を何か形にして残したいと考えていたのでしょう・・・
ネットで「水引の再利用で作った羽子板」のブログ記事をご覧になられてご相談をいただいた関東方面の方です。
送られてきた水引を見ると、金封に付いている水引が多く、お客様の了解の元で、こちらで新しい水引を加えて細工させていただいた、ガラスケース付きのオンリーワン羽子板です。
人生の節目をこのような形にして残されるって、素敵な事だと思いませんか・・・
そして、私の店がそのお手伝いに関わる事が出来て、とても光栄に感じております。
ありがとうございました。
そして、この写真は塩瀬の生地に染められた楽器柄の帯です。
この数ヶ月前から、音符やバイオリンなどの音楽に関連した模様がのご相談が増えていましてね~
正統派の着物をこよなく愛される方には考えられない話でしょ・・・
先月の末時分のことです。
今年の春先にアップした楽器柄の帯締めが、偶然にも日替わりのようにして商品問い合わせが3件続きましてね~
それもまったく違った県の方から・・・。
これには驚きました。
この現実を知る度に、着物の世界が固定観念にとらわれない、自由なおしゃれを楽しむ方が増えている気がしています。
確かに楽器柄の帯を締めて街を歩いていたら、見かけた通行人の方は振り向くことでしょう・・・
「こんなのが着物の世界にあるんだ~」なんてね。
ここにアップした帯もなかなか変った柄で、お太鼓にした「たれ」にも模様が出るというオーケストラのような賑やかな帯です。
あっさりした無地感の小紋や紬などに合わせると楽器の柄が映えるではないでしょうか・・・
文化の秋です。
音楽会などに、音符や楽器などの模様が入った着物や帯で、趣味の時間を過ごされると、素敵でしょうね~
どうか、このようなタイプの帯もあることを知っておいてください。
さて、店の催事を来月22日から始めるもので、その準備に頭を使っています。
どうしたら魅力的な会になるのか・・・
お客様が時間を割いて寄ってみたくなる魅力的な会を作ることが出来ないか・・・
時間もないのに、まだこんなことを考えている私です。
これから日を追う事に、自分を追い詰めて行くようなプレッシャーに苦しめられるのでしょうが、納得のできる「神無月展」が開けるよう頑張りたいと考えています。
どうか着物や和雑貨に関心のある方は、予定を開けて店に遊びに来て下さいね。