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長い間準備をして来た「神無月展」が明日から始まります。
そして店頭には「加賀友禅展」の看板が立ちました。
この看板を「石川県で生まれた着物たち」にしょうかと思ったのですが、加賀友禅作家・東藤肇先生をお招きすることもあり、解りやすさを重要視したいと考え、このような看板になりました。
試行錯誤しながらも最後の準備を終えたところですが、店の奥座敷は加賀友禅で埋め尽くされました。
こんなに加賀友禅が揃ったのは初めてのことで、この会を応援してくれている関係者の方々には感謝しております。
会場の中には肇先生が「半衿」や「小風呂敷」の模様を描いてくださる作業場も確保致しました。
このような機会に作家さんの技をご覧になると、着物に対する視野も広くなって勉強になるでしょうね~
たくさんの人に来てもらいたいな~
そんな気持ちでいっぱいです。
この神無月の会は、新しい商品をご紹介する場です。
それは着物に限らず和雑貨やちりめん細工、暖簾やタペストリー、草履やバックに至るまで日頃から取り扱っている物すべてで、和の面白さと魅力を伝えることを目的としたものです。
だけど、そこに経営というものが加わってくるから、ややこしくなってくるので、「これでいいのか」と、毎回頭を悩まします。
だから真剣に仕事と向き合わないと、お客様に認めていただけないのが今の時代です。
果たして今回はどのような結果になるでしょうか・・・
このブログでもさまざまな角度から情報を伝えてきたつもりですが、いろんな事が頭に浮かび出し、余計な事を考えてしまいます。
無事に準備が終わった事もあり、張り詰めた空気が抜けて、集中力が散漫になっているみたいです。
どちらかというと、疲れが出てきたというほうが正直なところかな~
そんな時は、このような可愛い品と触れ合っていると心が癒されます。
閉店間際にお客様が作って持って来てくれた「針山」です。
可愛いでしょ。
早速売り場に並べることにしました。
今日は話をまとめきれませんでしたが、どうか皆さん、私の店の会へ遊びに来てください。
そのことを一心に願うばかりです。
今日は早めに床に入って体を労わりたいと思います。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







