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11月の手が届く頃になり、年末商戦の売り場作りに知恵を使いたいと考えてはいるものの、なかなかペースがあがりません。
一区切りついたかと思っている間に、また次のことが待っている。
限りなく続くことを喜びと考える、そんな器の大きい人間になりたいものですね~・・・
少し気が早いかもしれませんが、2011年の卯年のカレンダーは店頭に並びました。
来年はうさぎ年ということで、表紙に兎の模様が入った手刷りカレンダーです。
コンパクトなサイズ(4㎝×11,5㎝)で手軽にお使いになれると思うのですが、中に描かれている模様が優しくて癒されます。
幾つかご紹介してみましょう。
2月のカレンダーの絵はバレンタインディです。
4月は桜。
8月は熱い夏にはたまらない、ビールと枝豆。
面白いでしょ・・・。
それではこの絵は何月でしょ・・・
自転車の荷台にアイスの箱があることを考えると、アイス売りのおじさんかな・・・
なんて想像しながら絵を眺めています。
この絵は7月のカレンダーに描かれたものですが楽しめます。
限定商品として作られた品で、お値段は¥1260です。
数年前にもアップしたことがありますが、私が10年近く前に書いた言葉と文字です。
妻との出会いがあり、二人で一つの人生を作り上げたい。
それは紬の着物を織るかのように、二人の糸をからませながら、時間を掛け素敵な着物に仕上げたい。
長い人生の中で、いろんな波風が吹こうとも、二人の目的はいつも一緒、「幸せになろう・・・」というメッセージを私なりに言葉にしたものです。
妻はおとぎ話のように受け止めていたのかもしれませんが、夢なかばにして二人で織りなす糸がなくなってしまいました。
それでも素敵な着物になるまでは、なんとしても織り続けるつもりでいます。
寂しい現実は時間が過ぎても変わることがありませんが、妻が応援してくれていると信じている私です。
レジカウンターの側面に張り出していたこの紙、自分に合わなくなったことに気づき、取り外すことにしました。
明日10月31日は妻の命日で、三回忌の法要の日でもあります。
ここまでたどり着けたことを、出会いがあった多くの人に感謝したいと思いますが、その中でも、長女の存在には助けられています。
その話は、明日、お母さんに報告するつもりです。
それでは今日はこれくらいにして終わることに致します。
皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







