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今日も遅くまでお客様がお越しになられていて、閉店後が忙しいという日が続いています。
それでは今日に投稿です。
数日で5月というのに寒い日が続いていますが、卯月展が終わると新しい店作りへと動き始めます。
その象徴的な品揃えが大人の浴衣。
窮屈な場所に詰められていた浴衣が、広い売り場に解放されようとしていて、吟味して仕入れた品々で溢れています。
ここにアップした着物も新作浴衣で、石川県で染められた「加賀染古代型夏衣」という商品です。
品名からして重々しく感じでしょ・・・。
判りやすく説明すると、5月20日過ぎから9月末頃までお召しになれる綿素材の着物になります。
この場では麻の染帯になる名古屋帯を合わせていますが、博多織などの半幅帯を合わせると浴衣として夏を楽しむことも可能です。
(帯の色が綺麗に出ていませんが、ベースの色はレモン色です)
例えば夏祭りとか花火大会とか・・・
品のいいお着物だけに、朝茶会(お茶会)などの習い事などにお召しになると上品でしょうね~
着物生地が夏物の代表的な絽(ろ)素材で、染められたのは石川県でただ一人、加賀小紋を染めていらっしゃる坂口幸市とその息子さん。
写真の中央に落款(らっかん)が入っているのがお判りになると思いますが、その印が坂口さんが染めた証です。
昨年までは深い色が多く、このような水色は今年の新色になります。
他にも「加賀染夏衣」を揃えていて、おいおいご紹介したいと考えているところですが、お値段はオーダーメイドの仕立てを加え5万円近く致します。
これからが旬な着物です。
どうか参考にしてみてください。
話は変わりますが、毎日がとても忙しくて、こなさなくてはならない仕事に脳細胞がついていくことが出来ません。
なので疲れが溜まっています。
県外からのメールの問い合わせも多くいただいていて、その対応もしなくてはならないのに・・・
もうしばらくお待ちになってくださいね。
今日の記事もやっと書けたかな~って感じです。
それでは、きょうはこれにて終わりに致します。
ではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







