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ゴールデンウィークの中で今日がいちばん良いお天気だったと思いますが、店で仕事となると、それも関係のない事です。
いつものように決まった時間の起き、乱れた髪を洗面所で直し、点てたばかりの温かなコーヒー手に、しばらくワイドショーを見て店に出勤。
途中、コンビニで昼食の買い出しを済ませ、店に出れば終日籠の鳥となります。
平和と言うか、つまらないゴールデンと言うか、今日も一人で店を守る一日になりました。
今日はこの紫地の細帯を紹介したいと思います。
おしゃれな着こなし提案続けている撫松庵というメーカーから出されている絹の帯で、いかにも帯留をしているかのようなデザインが面白いでしょ・・・。
2011年の新作浴衣にもなる撫松庵の単衣着物に合わせてみました。
帯も着物も同じメーカーということもあるのか、色合いのバランスも含め、ドン・ピシャリではありませんか・・・。
洋装感覚のモダンさもあり、カッコいいコーディネートになりました。
この絹の細帯はリバーシブルで反対の面は縞になっています。
牡丹柄は等間隔に織られていて、帯自体に鶴の模様が地紋のようにして織られています。
お値段は¥39、900です。
このコーディネートは5月の単衣時期から着ていただける着物で、夏には浴衣としてもお召しになれます。
着物地のお値段は¥28、350です。 (ポリエステル地)
今日も伝統的なこだわりの浴衣がお嫁入りしましたが、自分でも素敵だな~・・・と思える浴衣地から売る場を離れていきます。
同じ事を繰り返し言うかもしれませんが、2011年度に注文を入れた新作浴衣は、ほとんど入荷致しました。
お嫁入りが決まれば点数が少なくなるばかりで、お早目の準備をお薦めしています。
どうか参考にしてください。
話は変わりますが、大島紬をお召しになった女性が遊びに来て下さいましてね~
始めての方で、このブログを見て、いずれ尋ねてみたいと思っていたそうです。
わたしのブログが切っ掛けで、こうして出会いがあったことに感謝したいと思います。
その方は、小松市の方で、月に何度か着物生活を楽しむようにしているそうです。
着物屋の立場からすると嬉しい話で、大切にしたい「きもの愛好家さん」でもあります。
それに京都がお好きのようで、古き時代の面影に触れてくるようなことも話もされていました。
このようなシーンに出会うと、「ブログを続けていて良かった」 と、思うもので、嬉しさの余りいろんな話を一方的にしてしまって、ご迷惑ではなかったかとお帰りになられてから反省していた私です。
「ありがとうございました」
気に留まった品があったみたいで、もう一度ご検討してみてください。
今日は「あ・うん」のネタを考えているうちに一日が終わってしまいました。
明日も一人で店を守らなくてはなりませんが、どのような方が訪れてくださるか楽しみにして今日を閉じたいと思います。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







