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青空が広がり爽やかな日になりました。
連休最終日でもあり、お休みと天気を有効に使い、素敵な一日を過ごされた方も多くいらっしゃたのではないでしょうか・・・
羨ましく思いますが、ショップがある以上 好き勝手に店を休む訳にはまいりません。
お客様の来店を待ちながら、この夏の浴衣戦略も含め、店の魅力をどのような手段で情報発信したらよいのか、あれこれ考える一日でした。
並はずれた能力がある訳ではないので、こうしてコツコツと出来ることを続けるしかないのかも・・・。
ささやかな夢と現実の狭間で、少しでも知恵を出せたらと言い聞かせていた私でした。
それでは店からの今日の情報です。
古典的な浴衣地を染めているメーカーと歴史ある「三勝染浴衣」をコーディネートしてみました。
とっても上品でおしゃれな装いに満足しています。
縞を織り込んだ綿麻の素材に萩とトンボを染めた正統派の模様に、縞とモノトーン色の関係が大人の魅力を引き出していて、夏の着物としてもお召しになれるのではないでしょうか。
三勝染浴衣地・・・・・・・・¥29、400 (綿70%・麻30%)
リバーシブル小袋帯・・・¥27、350 (撫松庵)
竹籠ゴザ目・・・・・・・・・ ¥15、750 (巾着・麻の葉黒)
下駄・・・・・・・・・・・・・・・¥12、390 (撫松庵)
夏のおしゃれを考えた時の参考となれば幸いに思います。
店にとってこの3日間の連休は、想像していた以上に来店があり、まずまずだったように感じています。
女性客相手の店なのに、中年のおじさん一人で接客しているなんて、考えてみると可笑しな話かもしれませんが、それを受け入れてくださる訳ですからお客様には感謝申し上げたいです。
5月に入り店は新しいステージに変わりました。
冒頭にも書きましたが、新しいお客様との出会いを増やし、その中から店の品揃えやサービスに共感していただける方が一人でも多く増え、和物好きの輪を広がる店を創りたい。
私の大きなテーマになっていますが、そこで、これからの和装業界のあり方を考えてみたいと思います。
もうしばらくお付き合い下さい。
私が考えるのに、大きな網を市場に投げ入れ、美味しい魚を釣り上げようとする 大ざっぱな商売は終わってしまった気がします。
(適切な例えでないことをお詫び致します)
これからは商売の本質とも言える、一人のお客様を大切にし、イベントに頼らず、店の魅力を知って頂けるために努力を繰り返し続け、そして専門性を磨いて行くことが、お客様にとって親切な店になるのではないでしょうか。
私はそのように考えています。
特にきもの愛好家と共に歩んで行こうと考えたら、変化球的な商法では通用しません。
これまでの店作りに、もう半歩、新しい何かを見つけ出していくことが、店の成長になり、店の価値が上がる仕組作りに繋がるのではないでしょうか。
頭では理解出来ていても、具体的な形を見つけ出すことや、更には行動に移すことが、どれだ大きなエネルギーが必要とされるか・・・
少しずつでも、そのハードルを越えることが求められています。
この夏、自分を変えることが出来るだろうか。
私の挑戦が始まりました。
日曜祭日は給食弁当が休みななので、お昼をコンビニで調達することが多くなります。
そのことを知ってか、娘がお弁当を作ってくれました。
負担を掛けている気がして申し訳ない気がしますが、手作りのお弁当に温かさを感じます。
お昼に美味しく頂戴することができました。
ありがとう。
明日は京都出張です。
お客様からいろいろとご注文を聞いていて忙しい出張になるかもしれませんが、新しいステージの上で5月を頑張らなくてはなりません。
それでは今日はこの辺で・・・。
明日もまたお会いできることを願って、今日を閉じさせて頂きます。
お休みなさい。