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何故か今日は段取りどうりに仕事が進まなくて、ストレスが溜まる一日でした。
その最初の始まりは、内職で着物仕立てをしていただいている和裁士さんからの電話。
体調がすぐれず、しばらく休めさてもらいたいとのことでした。
何の前触れも無い電話だったので驚いてしまって・・・
本来なら仕立て士さんの体調を心配しなくてはならないのに、その時は今後の店の仕立てのやり繰りのことを考えてしまって・・・
経営者の顔が覗いていた気がします。
和裁士の高齢化が進んでいる中で、私の店も、いづれこのような事が起きるのではないかと予測していましたが、現実のこととなったことで、その対策を考えておかねばなりません。
信頼を置いていた和裁士だけに、また一つ、気にかかることが増えてしまいました。
店の奥は、成人式さながらの振袖着付け会場になっています。
実は28歳になる長女の中学時代の同級生が 明後日の土曜日に結婚式を挙げるんですね~
その披露宴に娘を含めた親友5人が振袖を着て出席するとのことで、着付けを店で受けることから、奥は楽屋状態で息苦しくなっています。
振袖を着るという事は、なにかと負担になることですが、その日の披露宴のことを考えると華やかで新郎新婦は勿論のこと、ご両家の方も喜ばれることでしょう・・・。
今回のように、仲のいい友達が自分たちの意思で全員振袖で主席するなんて、最近では珍しいことなのかもしれませんね・・・。
きもの屋としては、大歓迎したいミスの着物、振袖の着こなしです。
それにしても主席する娘の友達全員が独身なんて、どうなっているのでしょう・・・。
妻が21歳で私と結婚したことを考えると、親としては少し心配ではありますが、振袖を着ることについては大賛成です。
そしてその娘、長女と私が明日テレビ金沢の「テレ金ちゃん」という番組の『花を贈ろう・・・』というコーナーに登場致します。
店にはテレビがないので録画したものを見ることになりますが、どのような構成になったのかと思うと恥ずかしくてたまりません。
おそらく田舎者を世間にさらすことでしょう・・・。
それでも違った意味で店の宣伝になるかもしれない・・・。
とにかく複雑な気持ちで明日を楽しみにしています。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






