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随分涼しくなったこともあり、商品の入れ替えを始めました。
夏物を下げ、秋の香を感じる売り場作りです。
この作業がなかなか地味な仕事でしてね~
冷房が入らない蒸し暑い倉庫部屋で、商品の出し入れを繰り返す一日でした。
秋のしつらえが整うまでには、しばらく時間がかかりそうです。
ここにアップした写真は、山形県で織られた置賜(おいたま)紬という織り物の紬です。
仕事がら秋と言えば最初に思い付くのが「お月見」で、十五夜と関連性の深い うさぎ柄を紹介したものです。
着物には三日月とお星様まで入っていて、とても可愛い紬だと思いませんか・・・。
(黄色い色で織られています)
うさぎさんがとても可愛いので、楽しい雰囲気にコーディネートしてみました。
合わせた帯は黒っぽい紬素材の染め帯です。
柔らかな雰囲気の着物が、うさぎさんのグレー系の濃い色の帯を向かわすことで、全体がキリットと締まった感じになり、とても素敵な装いになったでしょ・・・
ほんの少しだけ秋を感じていただけたでしょうか・・・
この帯は、今回銀座で展示会を主催する仕入れ先からお嫁に来た商品でしてね~
その担当者が夕方店を尋ねてくれました。
今回初めて参加する訳で、9月10日・11日の銀座での展示会のことを気に掛けてくれていて、現在の状況を話すると、とても驚いていました。
10日は銀座で泊まることを話しすると、担当者は夜一緒に新橋で焼く鳥でもとうですか・・・なんて誘われましてね~
その日になってみないと判りませんが、気持ちだけは受け取りたいと思っています。
今回の展示会、ふたを開けてみないと判りませんが、ご案内状を送らせていただいた方には、おおよその来展日と時間を聞かせていただければと考えています。
だって、いつお越しになられるか、それとも予定が変わってこれなくなったのかが判断できないと、最後の最後まで、お客様をお待ちすることになり、他の予定が立たないことにもなりかねません。
だからお客様のご予定を聞かせていただきたいのです。
ちなみに11日・日曜日は最終便で戻るので、慌てないで予定を組んでいただければと考えています。
ご案内をさせていただいた方には、お電話を入れるかもしれませんが、どうかご理解を頂ければ幸いです。
この話はここで終わりにして、午後の2時半頃だったと思います、神戸のお客様から今日の午後4時頃に店に伺えると思うのですが・・・
そんな感じで電話が入りましてね~
時計を見たら1時間半後にお越しになられる・・・
こりゃ大変だ・・・。
店は模様替え中で、浴衣関係の商品が並んでいたコナーはガラガラ。
他も中途半端な状態で慌てました。
それに月初めと違い、お茶菓子も用意していません。
今回で3回目が4回目の来店で、緊張が緩和されたとはいえ、それでも満足していただける環境を整えてお迎えしたい。
ほころびを縫うようにして、売り場を片づけお迎えした次第です。
ご実家にお戻りになられているとの事でしたが、時間を割いてお越しくださいましたことを心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
気にかかる商品もあったみたいで、お戻りになられてからも心引かれるようでしたら 是非ともご連絡をください。
それではこれで今日を終わりに致します。
皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







