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いつも私が愛用している椅子がリニューアル致しました。
それがこの写真で、風呂敷の生地を使って張り替えたものです。
私がこよなく愛する縞柄を使いましたが、なかなかいい感じだと思いませんか・・・
確か3年近く前だったと思います。
今回と同じように、刺子(さしこ)の風呂敷で新しく張り替えたのですが、パソコンに向かう時間が増えたこともあるのか、私のお尻に痛めつけられ風呂敷の布地がボロボロになりましてね~
この写真がこれまで座っていた椅子で、随分年季が入っていることがお判りになると思います。
毎日この椅子に座ってブログ記事を考えていた訳ですが、この椅子、妻が嫁入り道具に食卓テーブルの椅子として持って来たものでして、使い始めてから30年は過ぎています。
廃棄処分することもなく、今も活躍しているのだから、頑丈な椅子であることを知らされています。
今回は酒袋のような肉厚の生地を向かわせたので長持ちするでしょう・・・
店はすっかり秋の装いへと変わりましたが、お客様の反応が鈍くて心は曇り気味。
毎日が8月のような天気だから仕方がないと、割り切ることも必要なのかもしれませんね。
そんな静かなムードの中で、都合で銀座の展示会にお越しになれなかった方から きもの相談の荷物が届きましてね~
一人の方は長襦袢のご注文で、もう一人の方は店に届けられた着物に、帯と帯締め帯揚げ、長襦袢を見立てて欲しいとの相談です。
沢山と呉服店がある中で、それもお逢いしたことのない方からの相談に、感謝の気持ちが広がります。
本当に光栄なことです。
相談を受けた以上は、お客様のハートを捉える見立てができるよう努力したいと考えています。
話しは突然変わりますが、夕方から雨が降りはじめましてね~
久し振りの雨です。
明日は小学校の運動会がこの地域でも、娘の学校でも開催されますが、30度を越える炎天下の中で毎日練習を積み重ねてきて、本番が雨だとしたら、なんて無情な話しでしょう・・・
学校側も、明日で区切りをつけたいと考えているだろうし、この先は自然の営みに身をまかすしかないようです。
いつもと違う秋のリズム。
都合のいいように事が進まないには、私の仕事だけではないのかも・・・
関係者の気持ちになり、運動会が開催されることを願っております。
明日から3連休という方も多いのでは・・・。
なんだか、みんな疲れている感じがして仕方がないんですね~
どうか、溜まったストレスを燃やし尽くし、新しい週が始めるのに必要なエネルギー源を蓄える日にしてください。
私はというと、籠の鳥となって、店の奥で神無月展の案内状作りに励みたいと考えています。
ストレスを溜めこみそうです。
静かな秋、
穏やかな秋、
心満たされる秋、
笑顔が溢れる秋、
次は私の番、
秋がこの店の扉を叩いてくれることを願います。
それでは、今日はこれにて・・・
明日再びお会い致しましょう。
良い週末を・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






