今日の一日は早朝4時30分から始まりました。
京都出張の準備を整えてJRで電車を乗り継いで京都へ向かい、一日の仕事を済ませ京都駅へ足を踏み入れると、大阪から京都間の沿線火事で電車が60分遅れましてね~
電車を乗り継いで松任駅に着くと辺りは真っ暗で、飲食店が時短で午後8時までの営業であることに気付き、コンビニ弁当で夕食を済ませることになった寂しい夜でした。
そんなこんなで記事の投稿が遅くなってしまいました。
まず京都の仕入先様子ですが、同業者が京都に入ってきていないみたいでどこもお客様は少なかったです。
業界の緊急事態と言っても過言ではなく、不安材料が山積みになっている感じがしました。
今日もいつものように順番に仕入先で商品を見て歩く中で、最大の目的は秋の神無月の会にて取り上げてみたい商品があり、その会社にお邪魔してお話を聞かせていただくことでした。
その商品とは西陣織の織楽浅野さんの帯です。
昔から織楽さんの帯は好きで、業界で一世風靡した森田空美さんの着物コーディネートの美しさに注目された時代がありまして、その森田さんの着物コーディネートに織楽さんの帯が登場していたんですね~
今の変わらず大人モダンな帯を作っていらっしゃって、機会あれば会社を訪ねてみたいと思っていたことが現実のものとなったのです。

西陣織の織楽浅野さんの会社にお邪魔する。
仕入先の担当者がその橋渡しをしてくれたのです。
家族経営でしていらっしゃる帯やさんで、石垣に囲まれた立派な和風建築物に歴史を感じさせられるところがありました。

織楽浅野さんの帯を拝見させていただく。
社長さんと息子さんが迎えてくださって、帯が展示されているお部屋で作り手の想いを聞かせていただくことに・・・
織楽さんの帯は多くの色を使わずに、白やシルバーの色が基本色となって静かなムードで大人の色気を浮かび上がらせた帯です。
昔から存じ上げていた帯なので、安心感と親しみやすさがあって、社長さんのお話がよく分かる物でした。
私のような者の貴重な時間を割いてくださって、嬉しく思った次第です。

織楽浅野の会社さんと撮った写真
帰りの途に就く前に社長さんと一緒に写真を撮らせていただくことに・・・
体格のいい人で、職人タイプの気取らない人臭さがあって話しやすい人でした。
10月の神無月の会にて取り上げる事ができればと思っていますが、そこへ行き着くまでのハードルが幾つかありますが、前向きに考えてみたいと思っています。
投稿までの時間がなくなってしまいました。
思っていることを言葉にすることができませんでしたが、長い一日を閉じることとします。
これにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







