手描きワンポイント柄足袋のお話・神無月展の情報より

 今日は10月の開催する「神無月展」のお話をさせていただきます。

どうかしばらくの間お付き合いください。

 

半年に一度、着物の魅力をお客様や地域の方々にご紹介することを目的とした催事が「神無月展」になる訳ですが、今回も金沢市とタッグを結び、加賀友禅をクローズアップしたいと考えています。

 

今、話題の若手作家さんの作品や、加賀染の小紋を充実させ、おしゃれな加賀友禅という切り口で紹介したいと思ってます。

 

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そして、その中で今回登場するのが、期間限定で作家さんに描いていただく「ワンポイント柄の白足袋」です。

 

 

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見本で描いてくださった足袋がこの写真です。

作家さんは素描がとても上手な東藤肇先生で、今回もお力をお借りすることとなりました。

 

この企画を通して、加賀友禅がより身近なものとなり、理解を深めていただける機会に結び付けばと思い、取り組んでみたもので、出来る限りお客様のお好きな模様を描いて差し上げたいと考えています。

 

そこで肇先生に、お客様が何を描いたらよいか判らない人のために、判断しやすい模様を提案して欲しい旨を伝えると、誕生月のお花を描いて届けてくださったのです。

 

 

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それが、ここに描かれた色紙12枚です。

 

上段の右端から1月「スイセン」から始まり、その横が2月「マーガレット」、その隣が3月「スミレ」、そして上段の左端が4月「サクラ」となります。

 

5月からは次の通りです。(真中の段右端から)

・5月「スズラン」 ・6月「バラ」 ・7月「ユリ」 ・8月「アンスリューム」

下の段が

・9月「リンドウ」 ・10月「コスモス」 ・11月「オンシジューム」 ・12月「カトレア」 となります。

 

さすが花鳥風月を基本としている加賀友禅の作家さんだけのことはあります。

 

しかし、私としてはもっと楽しい模様も店で提案したくて、最初にお願いしたリクエストが、来年の干支になり「龍」。

 

 

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すると、この4柄を描いて来てくださいました。

 

他にも猫やフクロウ、鳳凰(ほうおう)にふくら雀、鈴や音符などの模様もお願いしてみました。

 

店のスタッフは手前の龍で先生に描いて欲しいとの事で、展示会に見本として履いてもらおうと考えております。

 

このオンリーワン足袋ですが、期間限定で神無月展にて店内にて受けつけたいと考えていて、模様を入れたい位置も、その時にご相談することとなります。

お値段は一足、足袋お値段も含め 税込3、000円とさせていただきます。

 

この価格は、今回の展示会の販促という位置付けで考えていているのですが、すでに県外からのご注文も入ってきていて、その扱いをどうしたものかと思案中でいます。

 

 

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そして今日、その案内を配る販促物が11発号の「あ・うん」も含め揃いました。

神無月展は10月21日金曜日から24日月曜日の4日間です。

 

今回は加賀友禅以外にも情報があり、おいおいこのブログでお知らせしたいと考えているところです。

 

 

今日は店で着付け教室があり、先程終わったところです。

この後にも書きたいことがあったのですが、お腹が空いて記事に集中出来なくなってきています。

 

少し悔いが残りますが、これにて閉じることにしました。

それでは皆さんお休みなさい。

 

腹が減ったな~・・・・・

  

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